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会社を辞めて京都の大学院生になり、屋台でチャイやカレーを売りながら学費を稼いでいるよ #印度乳業

最近人生が散らかってしまっていて(自分で散らかしているのだが片付けるのが苦手)、死ぬまでに一度やってみたかった「京都で学生」というやつをやっている。さらになんやかんやあって5月からチャイやカレーを売る屋台活動を始めた。東本願寺のフェス、京都市役所前、佛現寺、クエスチョン、アンテルームなど色々な場所に立て続けに出店して疲弊し、身を削った分いくつかの学びもあった。屋台実践を通して見えた風景を少しだけ共有できたらと思う。

こちらのテキスト(https://www.jstage.jst.go.jp/article/kjoho/6/1/6_78/_pdf)によると、明治から大正期に学生が都会に出て屋台で稼ぐことがブームになり、そのためのマニュアル本もたくさんあったらしい。VIVA苦学生。


ことの経緯

この屋台はそもそも自分のものではなく与冒庵の同居人である哲学者のもので、使わせてもらいながら共同でスモールビジネスを立ち上げた形だ。カレーの哲学対話やカレーZINE、ATSU ATSU !! Parottaなどカレー関連プロダクトをここ数年一緒に作ってきたのだが、なぜか今度は屋台をやることになってしまった。なんで?

彼は以前から構想を温めていたらしく、福岡や大阪を拠点に屋台を作られている屋台研究家の下寺さんにインド式屋台をつくってもらうことに。いや、屋台研究家…?世の中には色々な方がいますね。

こちらの記事にちょっと書いたが吉祥寺の武蔵野デーリーさんとコラボし、プレミアムな牛乳を使ったクラフトミルクチャイ販売をメインにしている。

5月は放牧牛乳が美味しい季節ということもあり、黒沢牧場さんのやさしい牛乳を使用。アイスチャイとホットチャイも作り分けている。


インドの屋台は原始的

国によって屋台の形は違うのだが、インドは基本的に簡単な調理にとどまるスナックの屋台が多く、かなり原始的なタイプの屋台が多いらしい。

インド旅行中にオンラインで打ち合わせを実施。図面を見せてもらうとこんな感じで、木枠でできたシンプルな屋台だった。

屋根を取り外して車に積み込んで運搬することも可能!

インドでは街中で見かけた屋台は基本的に写真を撮るようにしていたのだが、本当に形が一致していた。どれも同じ形をしていたのだが、どれも同じ人が作っているんだろうか。気になる。この人たちがどこで料理を仕込んでどういう暮らしをしていて、どういう取り決めで屋台が出されているのかかなり気になる。というかインドでも屋台実践したいな。

保健所へGO

制作期間は3週間ほどで、4月末に納品となり実物に初対面。

メーカーロゴ
シンプルな構成で、看板を付け替えることもできる。

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