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ワダを400個揚げて知った、手離れの良いワダ生地の作り方【レシピ】
先月末は高円寺阿波おどりの機会に便乗し、かりい食堂さんのところでサンバルとワダを大量に作ってばら撒いてきた。高円寺印度化計画と題し、今後も少しずつインド化を進めていく所存。
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高円寺阿波おどり自体は今年四年ぶりの開催だった。コロナ前と同様だったら見込まれる来場者数は100万人という話で、道に人間がごった返している状況を想像したけどあづま通り商店街は全然そんなことなかったね。
営業時間は昼間だけだったこともあり、ワダ400個、サンバル15リットル作ってしまったが売れたのは100個。まあ100個売れただけでもよかったというべきか。
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ワダはウラド豆をすり潰してすり身状になったペーストに具材を混ぜ、油で揚げたものだ。インドのおっかさんたちは生地を片手ですくってはぬるっと油に滑り込ませてこんがり揚げていた。
生地が手から自然に離れるようになるまでがわからなかったのだが、流石にこれだけ作ったからポイントと加減がわかってきた。今回はウェットグラインダーを使ったのだが、ミキサーでも頑張ればできる。
おすすめ調理器具
今回必要な調理器具:揚げ物用の深めフライパン、ブレンダーかウェットグラインダー、重量計、赤外線温度計
・今回のレシピにはブレンダーかウェットグラインダーが必須。どれを買えばいいか悩むけど、入手性と使いやすさという意味でマジックブレット(魔法の弾丸)はおすすめ。あまり粘度の高いワダ生地に使うと壊れるので、騙し騙しモーターを休めながら使うか、フードプロセッサーを使うのがいいかも、
・ウェットグラインダーもAmazonで買える時代になったようだ。詳しくはこちらを参照のこと→https://philosophycurry.com/wet-grinder
・スパイスや材料をいちいち計量するように習慣づけると料理の上達が早まり、安定して再現性を出せるようになる。今のところ0.1g単位、3kgまで迅速に測れるタニタのデジタルスケールがベスト。使っているときに反応速度が速いのでストレスがない。
・今回は使用しないが、圧力鍋があると料理の幅が広がり、時短にもなるし光熱費の節約にもなる。慣れないと爆発しそうで怖いかもしれないが、時短アイテムとして非常に有効。インドでよく使われている圧力鍋はこちら。少量作るためにも使えるので小回りは聞くが、日本のものの方が性能はいいと思う。
・テンパリングをするときには少量の油でも使えるタルカパンがあると便利。インドの家庭にはだいたいあり、自分もインドで買ったものを8年くらい愛用している。
・揚げ物をするときや炒め物をするときに赤外線温度計を使うと便利。誤差はあるけど揚げ物をする時の温度管理にも良い。
材料
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