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Dorico(楽譜制作ソフト)、めっちゃ楽しい|音楽も意外と簡単に書けるかもしれない
最近Dorico Pro 5を買いました。
それから色々触れながら試している中で、こりゃすげぇや…… と感じていることをひたすらに書いていきます。有益な情報とかは別にないかもです。
宣伝やアフィリエイトでもありません。
ただ感情のままに。
電子ピアノで適当に弾いたものがそのまま楽譜になる!
これ、すごい、いやとてつもなく便利です。僕の中で圧倒的革命が起きてます。
これまで作曲する際は
思いついたメロディとかを電子ピアノで適当に弾く or メモ帳に書く
それを耳で覚えて同じものをペラペラのMIDIキーボードで弾くことで、
DAW(Logic Pro)に読み込ませる
それをピアノロールで編集する
音色を選んだりエフェクトをかけたり色々……
と複数の手順を踏んで行なっていたのですが、
Doricoを導入してからは
電子ピアノの録音機能で弾いたものを直接USBメモリに保存する
DoricoでそのMIDIファイルを開く
の2ステップで音楽が作れるようになりました! すげぇ!!
これこそがずっと求めていたものだよーーーーーーー
これまで作曲とどう向き合っていこうか色々試行錯誤してきて、
最近はDTMが面倒になっていることもあり楽譜と生演奏を主体にしたものに移行しようとしているのですが、中々楽譜を書くのが大変だなぁというか骨が折れるのをひしひしと感じていて。
……実際には折れてませんよ。
まっさらな五線紙ノート、というかiPadでGood notesを使っているのでそこに向かってApple Pencilで音符を書いていこうかと思ったわけですが、そう、これがあまりにも疲れるのですよ。
音符の棒を本来の向きとは逆さに書いていたりとか、そもそもヘ音記号の線の位置どこだったけ? と当たり前のことを忘れたりとか、しょうもないミスを連発していて……
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それで最近結構将来が思いやられていたところがある
のですが、今回見つけたこの手法ならもしかしたら、いや文章と結構同じように音楽も書けるかもしれんぞ…… と。
例えばnoteで一つの記事を書き上げる時には、
noteのエディタを開き、キーボードをひたすら打っていく
下書きをスマホに送って全体を通して読み、確認する
修正が必要なら直す
という手順です。
今回見つけた作曲手法なら、
電子ピアノの蓋を開き、鍵盤をひたすら弾いていく
Doricoで楽譜として全体を通して読み、確認する
修正が必要なら直す
と。
文章と同じ!!!!
きたかもしれない。マジで。
まず、とりあえず全ての調をなめらかにピアノで弾けるようになれば、大方の求められる雰囲気にあったものは作ることができますし、そして楽譜があれば細かな調整が全て可能なわけです。
音大の先生が「楽譜は本当にやった方がいい」とおっしゃっていた真の理由(?)はこういうことだったのかもしれないな!? と思いました。
そう、DAWのピアノロールだと全体の確認がパッと見るだけではできないのですよ。楽譜ならとりあえず目を通せばわかります。
僕はまだ譜読みが遅いけれども、いずれは日本語を読むのと同じ速さで読めるようになるだろうと考えてます。目で追うだけで、頭の中でそのまま各パートの音が一斉に鳴って音楽が再生される。
というか絶対そうなるという確信がある。うまく言い表せないけれど、これまでの経験や体感でなんかそう感じてます。
ところでこの記事の楽譜
アイキャッチにもしましたが、これです。
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「とりあえずト長調で…… その場の勢いで止まらずに思いついたものを弾いてみよう」と電子ピアノで録音をしながら弾いたらこんなものができて、それをUSBメモリに保存しDoricoで開いた状態が上の画像です。
何も手直ししていません。ペダリング情報まで自動で入っている!
それでこれって…… かがくの ちからって すげー!
夢が広がっちゃうよ。まさかこんな簡単に楽譜ができるなんて……
ありがとうありがとう……
上の楽譜の音源はこんな感じ。
自分の演奏を録音したはずだったんですけど、MIDIファイルでしか保存されておらず、それをDoricoの音源で自動再生したものを貼りました。
なんか他の方法があるのだろうか……?
あれ、とりあえず弾いたといった割にこの記事を書きながらファイルを色々見直してみたら、上の項に載せたGood notesで手書きのものと同じメロディ弾いてますねこれ。頭に残ってたのかもしれない。
◇ところで、今回の記事に載せた楽譜や音源等はフリーではないためご使用にはならないでください。
最強の方法をついに見つけてしまったかもしれない(仮)
今後考えが変わるかもしれないので一応カッコ仮としときます。
で、これなら
とりあえずピアノをあれこれ弾いて曲の構想を試す
良さげなものが来たら録音しDoricoを開き譜面で確認する
譜面上&ピアノを弾きながらあれこれ調整する
というこの3ステップを永遠に繰り返していけば最もストレスがなく曲が完成するのではないかと。
そしてその作品をどんな形で発表するかということで、それは
DTM(DAW)を主体とした打ち込み音楽、また録音しエフェクトを使った楽曲
全て生演奏をコンサートホールなどで録音したもの
とすればいいのだなと。
これならDTMだけを使うことの先が見えないめんどくさい作業によるストレスからも解放されるし、感覚だけに頼らないことによりうまくいかないフラストレーション
からも解放されるし、しかしかといって楽譜だけを用いた理詰め的なものにも陥らないし。
これまでの、2年間とちょっとによる集結、集大成かもしれない。
……
……ん?
……いや、というか今ここまで書いてきて気がついたんですけど、そもそも作曲って大体ピアノと五線譜を元に行われてますね。それも300年以上前の遠い異国から。
そもそもパソコンなかったわけで、当然DAWもありません。
そう、自分でたどり着いたこの方法、よく考えたら(考えなくても気が付きたかった)あまりにもスタンダードな作曲方法でした。
( ◠‿◠ ) orz (^O^) ((o(^∇^)o)) /(^o^)\ ←とりあえず顔文字を色々並べて驚きと落胆を表してみた
しかももしかしてあれか、Logic proでも確かスコアエディタがあったような……
ほぼ使ったことがないので完全に忘れていたのですが、あったと思う。
でもDoricoほど楽譜制作に特化した機能はなかったような?
どうだったかな。ピアノロールを楽譜に変換する機能があるのは見た。でも今回のものほど綺麗に整えてくれはしなかった、はず。
わからない!!
わからないけれどとりあえずDoricoが気に入っているので今後はこれをメインで曲を作っていこうと考えてます。
最後に
結構有益な情報があったかもしれないと思いました。物事を知らないと無駄な遠回りをしまくるね、という。
とりあえず今回の曲は時間をかけて正式な楽譜にし、ピアノを練習してちゃんとしたものにしたいと思ってます。
そこから色々他の楽器パートを作って、大学で仲間ができたら演奏していただけると最高だなぁ! なんてことも考えてたりしてる。
でも今後どうなるかは全然わかりません。きっと作っていく音楽のジャンルを決めて自分の得意分野を明確にしたほうがいいのだろうと思っているし、とにかく何かしらの確固たるものを確立しないとマズイな、と悩んでいます。
その一環というか関連して感じているのは、もしかしたらDTMを主体としたものは自分には向いていないのかもしれない、とも思っていて。
あれだけハマっていてずっとそればかりやってきていたのに、そんなに向いていないのではないか……? という疑念が払拭できません。
なぜなら楽器を演奏すること(現状ピアノを雑にしか弾けないけど)と、楽譜を制作し実際に人間が演奏できるものを作ることがものすごく楽しいことを知ってしまったから。
誰かに演奏してもらえるって、絶対に最高に嬉しくて心がときめいて飛び上がるほどに脳内物質がドバドバ出る気がしてる。まさに作曲者冥利につきそう。
もちろん、これはあらゆるものを否定するのでは全くなくて、単に向き不向きや好き嫌い、興味の話です。
が、やっぱり音楽って人間が実際に演奏できる方が楽しいよなぁ、と最近は感じています。
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