『自分らしく生きる』を考える全ての人にお届けしたい1冊/僕は私を生みました。


ちょうど数日前にヒルナンデスでGENKINGさんを見ました。
それまで名前くらいしか知らなかったけれど、性別適合手術を受けて、女性になった人なんだ、と知りました。

そこから数日。
Kindle Unlimitedサーフィンをしていてたまたま見つけたのがこの本。
なんとなく縁を感じて読みました。
 
 

いわゆる、GENKINGさんの自叙伝。
生まれ育って、様々な葛藤を乗り越え、性別適合手術を受けて、『僕が私を生んだ』ストーリーです。

7章。
性別適合手術を終えたあと、お母さんに向けて発したこの一文。

『変わったんじゃないよ。本来の姿に戻したんだよ。』

これ、全ての人に必要な言葉だ、と思いました。


本来の自分に戻る。

その願いが叶ったら、途端に心がすごく落ち着いた。

それまでは、先のことばかり考えて、どこか生き急いでいた。
満たされていない分、劇的に人生を変えたくて、華やかな生活にも憧れた。

それが、今は、
本当に些細なことで幸せを感じられるようになった。

本来の姿に戻るために、
GENKINGさんは、人生でいちばん痛い経験をした。
だからこそ得られた心の充足。

やっと自分の人生を本来の自分で歩んでいくことができる。


決して、セクシャルマイノリティの方にとどまるものではなく、
全ての人が、『自分らしく生きる』ことを考えるとき、そっと背中を押してくれる1冊なんじゃないかな、と思います。

すごく良い本だと思います。

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大切な時間を、このnoteを読むことに使ってくださって、ありがとうございました♡

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