食中毒対策を学べるボードゲーム
食中毒の菌が目に見えれば、安全に調理をすることができることでしょう。もやしもんの主人公であれば、それも可能かもしれません。
そこで、調理の時に食中毒の菌を見ることができるボードゲームを作っています。
ゲームの細かいルールは置いておいて、ゲームの全貌を動画にしました。
1.全体
ボードゲーム のフィールドは台所を表しています。
それぞれ、「冷蔵庫ゾーン」、「調理ゾーン」、「食卓ゾーン」、手の状態異常がわかる指標で出来ています。
2.冷蔵庫ゾーン
冷蔵庫ゾーンでは、上にものを置くだけで、食材を冷やすことができるというルールになっています。
鶏もも肉などは、買ってきた後すぐに冷蔵庫にいれなければなりません。
3.調理ゾーン
調理ゾーンは、「洗うコーナー」「食材を切るコーナー」「食材を焼くコーナー」の3つがあります。
①洗うコーナー
・食器用洗剤、台所用漂白剤(塩素系)、ハンドソープがあり、調理器具や手を洗うことができます。
②食材を切るコーナー
・まな板の上で、包丁を使って、食材を切ることができます。
・食材を切ると、調理器具が汚染されます。
③食材を焼くコーナー
・フライパンの上で、食材を焼くことができます。
4.食卓ゾーン
食卓では、料理を完成させたり、食べたりできます。
5.手の状態異常のスペース
調理をしている時の手の状態をあらわすスペースです。
6.ミッション
ボード上でゲームを行うには、ミッションが必要です。今回の動画では、「照り焼きチキンバーガー」を安全に作ることがミッションです。
ゲームの勝敗は、安全に調理できたかどうかになります。
おわりに
今回は、ボードゲーム の流れを紹介しました。
現段階でも、ロールプレイとして、授業や教室などで活用することができると思います。
もし、授業を開催したい方がいらっしゃれば、教室にあった取組を相談させていただきたいと思います。