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欲望のままに、気の向くままに、私は本だけを爆買いした。

某2人組ロックバンドの曲に、こんな感じのタイトルのものありましたよね?

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12月某日。父から貰った1,000円分の図書カードを片手に、私はとある中型書店にいました。

積読も減ってきたし、(短いけど)休みに入るから、その間に読めそうな本を買おう

そんな思いから、自分へのクリスマスプレゼントということで、本の爆買いを決行しました。

その際に購入した、この冬の課題図書をご紹介します!

①派遣社員あすみの家計簿 other girls

あすみを取り巻く女子達を描く初スピンオフ

仁子はフリーの旅行プランナーだ。タイで働く安岡くんとは付かず離れずの関係を続けている。親友のあすみが結婚することになったが、実業家だという相手の野崎理空也に不信感を抱き、素性を調べることに。

菜々花は公務員の順也と結婚し、マンションを購入した。定年まで勤め上げてもらうため、夫の健康管理に余念がない。ゲストルームで念願の結婚披露パーティを開くが、早くも新婚生活には暗雲が!?

優奈は、大手企業に勤めながらパパ活をしている。美貌という武器をお金に換えないのはもったいない。しかし、仕事相手の広告代理店の男から「アプリで見かけた」と言われて……

美織は、料理人として雇われた飲食店で理空也と働き始める。なりゆきで美織の家に理空也が住むことになるが、「浪費家だった」という元彼女のあすみの存在が許せない。

ミルキーこと留希は、彼氏に殴られて家出中にSNSで出会った健太郎と結婚するが、すぐに家から逃げ出し、ネットカフェに泊まるように。名古屋へ行こうとする留希をあすみは祝い、三万円とバスのチケットを渡してくれる。

あすみを取り巻く女子たち5人それぞれの生き様を描く、大人気シリーズ初のスピンオフ!

Amazon 作品紹介より

既読の「派遣社員あすみの家計簿」シリーズのスピンオフ作品。
あすみの周りにいる女子たちに、スポットライトが当たる一冊になるようです。

スピンオフ作品の存在は知っていたので、ようやく手に取れて嬉しいです~!!!
黙々読んでやろうっと。

②どこでもいいからどこかへ行きたい

家にいるのが嫌になったら、突発的に旅に出る。カプセルホテル、サウナ、ネットカフェ、泊まる場所はどこでもいい。時間のかかる高速バスと鈍行列車が好きだ。名物は食べない。景色も見ない。でも、場所が変われば、考え方が変わる。気持ちが変わる。大事なのは、日常から距離をとること。生き方をラクにする、ふらふらと移動することのススメ。

Amazon 作品紹介より

家から出たら、それは“旅”だ」って、帯に書いてあるの最高じゃないですか???
わかりみ深すぎません????
※ただし、労働は除く

確かに、ちょっと知らないところに行くだけで、ちょっと違う気持ちになれる気がします。

そんなことに改めて気づかせてくれるような、そんな一冊な気がします。
今から読むのが楽しみ!

③ポトスライムの舟

29歳、社会人8年目、年収163万円。
こんな生き方、働き方もある。
読むと心が軽くなる、“脱力系”お仕事小説。

29歳、工場勤務のナガセは、食い扶持のために、「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々。ある日、自分の年収と世界一周旅行の費用が同じ一六三万円で、一年分の勤務時間を「世界一周という行為にも換金できる」と気付くが――。ユーモラスで抑制された文章が胸に迫り、働くことを肯定したくなる芥川賞受賞作。

Amazon 作品紹介より

いや改めてあらすじ見たけどさ、私と同い年で年収こんなのありなんや!?(そこ)

ご存知の通り、反労働派の人間なので私、「働く」ということにプラスじゃない方向(労働LOVE!働くって最高!となっていないもの)で書かれている小説はよく読んでるんです。
この作品も、きっとそんな感じなのかなあと思って気になっていました。

だからといって、働くことを完全否定したいわけでもなく、上手い具合に付き合っていくやり方を見つけたいのかなあって、自己分析してます。
そんなヒントが見つかればいいな。

④風のマジム

ほんとうにあった夢物語
契約社員から女社長に――
実話を基に描いたサクセス・ストーリー。琉球アイコム沖縄支店総務部勤務、28歳。純沖縄産のラム酒を造るという夢は叶うか!

風の酒を造りたい!
まじむの事業計画は南大東島のサトウキビを使って、島の中でアグリコール・ラムを造るというものだ。持ち前の体当たり精神で島に渡り、工場には飛行場の跡地を借り受け、伝説の醸造家を口説き落として――。

Amazon 作品紹介より

これもお仕事小説、なのかな?
なので元々気になってはいたのですが、伊藤沙莉さん主演で来年映画化するとのことなので!先読みしてしまおう!と、購入に至りました。

余談なんですけど、この作品の文庫本は普通こんなカバーなんですよ。↓

Amazon 商品ページのスクショ

ただ、今特別カバーになっていたようで、ちょっと見つけるのに苦労しました笑
同じところ3往復ぐらいして、ようやく見つけました。。

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ということで、爆買いと言う割に買ったのは4冊のみ!
お財布のこと考えたらちょっとひよっちゃった

総額で約2,700円だったけど、父から貰ってた1,000円分の図書カードを使って、手出しは1,700円。

冬休み中にどこまで読めるか、乞うご期待です!

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