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映画「縄の呪い2(粽邪2)」観ました
オススメ度
★★★☆☆
映画「縄の呪い2」観ました。
相変わらず邦題がダサ過ぎる。
普通に原題の「粽邪2」でいいでしょ(笑)
(この日本人のセンスの無さこそが、
日本ホラーの
レベルの低さを表している気がします)
近年、過去の名作「霊幻道士」
(「来来キョンシーズ」ではない)
を再現しようとして
失敗した映画が沢山ありますが、
これは雰囲気といい、
成功している方・・
なのではないかと(私は好きです)
ただし、カンフーアクションは無いので
[戦えない道士]の話になります。
呪いの箱を、
木の麓から掘り起こした時に
蛇が出て来る演出も、
古典を読んでいる様な
妖しさがあり好きです
(古典怪談で、
怪しい箱と蛇
というのは中国、日本共に定番です)
(ここも「霊幻道士」を彷彿とさせる)
余談ですが、
台湾、中国における
道教、仏教の関係は、
それなりに複雑なので
(ライバルでもあり、影響し合う部分もあり)
中国系の映画の中で仏教が出て来たり、
道士が出て来たりするのは、
そういう視点から見ても
面白いですよね。
この映画に出て来る
泉州(現・福建省)発祥?の
縊死者を送る行列の儀である送肉粽も、
湖南省の出稼ぎの死者を
道士が故郷へ歩かせて送り届けた
とされる趕屍も、
元は一つの源泉がありそうです。
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