松村正直『高安国世の手紙』(六花書林、2013)
短歌結社等の創設者で歌人、ドイツ文学者で京都大学でドイツ語の教鞭をとっていた高安国世について「手紙」をもとに解き明かしていく評伝。
不思議な出会い方をした本でした。著者の松村正直さんがX(twitter)で
と呼びかけておられて、boothで使えるポイントがあったのと、高安国世訳のリルケを昔読んだなあとふらりと注文してみました(すみません)。
前段でも書いたように高安国世といえば特にリルケの翻訳で知られるドイツ文学者でもあり、私も自分が短歌を始めなければ高安国世が短歌を