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グルメの国フランス人の舌を唸らせた日本のキャットフード
梅干しや納豆、キューピーのマヨネーズやどら焼き
ひとつひとつ挙げたらきりがないけど
海外だと日本でお馴染み食材がなかなか手に入らない。
売っているのを見かけても、買うのを躊躇する程の値段だったり…。
こういった問題は日本に住む外国人もまったく同じ。
そこで今回は、自称イタリアンの血が入ったフランス人が巻き起こした仰天キャットフード事件をお伝えします。
今回の物語の主役は、「ロレンゾ」
ちょっとプライドが高くて女性にはモテると自惚が強くてなんか近寄り難い感じ。
そんな彼のスペックは置いといて本題に入りましょう。
ある日
「フランスでは3ユーロで買えるカマンベールチーズがこないだスーパーに行ったら1500円だった。」
「賞味期限切れで半額になったタイミングで買いに行くよ。」
「あそこのパン屋のバゲットがフランスのバゲットと似てるよ。」
「パテpâté、どこにも売ってないから自分で作るしかないよなぁ。」
パテは肉や魚などの具材を細かく刻み、ペースト状あるいはムース状に練り上げたフランス料理。テリーヌを使用して焼かれたパテは単にテリーヌと呼ばれることもある。あるいは、それに由来する英語圏の料理。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
と異国の地で暮らす外国人あるあるの会話で盛り上がる同僚達。
そこへ今回の主役のロレンゾが
「みんな知らないの?結構日本のパテ美味しいよ。」
とちょっと自慢げ。
パンにたっぷり塗っていや載っけてペロっと。
パテはフランス版「ごはんのおとも」的なポジション。
そんな食材が日本で売っているという有益情報にフランス人同僚達は食いついた。
「じゃぁ今度オフィスに持ってきて見せてよ。」
翌日、エンジニア達の部屋を通りかかるとなんか賑やかな雰囲気。
覗いてみると皆で、ロレンゾを囲んで大爆笑。
彼が日本に来てから、ずーっとパテだと疑わずに食べていたのは、
なんと、日本のキャットフードにゃん。
パッケージには可愛い猫ちゃんの写真がついていたり、
売り場もペットフードコーナー
いくら日本語が分からないとはいえ間違うかなぁ?
フランスといえば、グルメの国。
そんなフランス人の舌を唸らせた日本のキャットフード(笑)
実話か作り話かはあなたの判断にお任せします。
*登場人物は仮名です。