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Tomo
2020年8月10日 14:25
私の感性は、たとえばこんなことに反応する。夏の夕暮れ、オレンジとブルーの無限のグラデーション。その無限のグラデーションの、一つひとつの境目はどこにあるのか、私はいつも探している。そして、彼がどこかで同じことを考えていたらいいのにな、といつも思う。心の中でつぶやくだけ。小さな雑貨屋さんに飾ってあるガラス細工のグラス。焦げ茶色の木の棚に並べてあるその可愛い物体を思わず手に取ってしまう。
2020年8月8日 01:29
あい。それは愛のこと。愛と言われるとどきっとするよね。でも、愛をきみに伝えたい。全力で。打算もなしに。ひたすらに。まっすぐに。ぼくは、ぼくの仕方での愛の伝え方しか知らない。それは、きみにとっては、ちっともつまらないものかもしれない。きみの愛の伝え方で、きみに愛を伝えられたらいいのにな。だから、ぼくはきみのことを知りたい。P.S. 美しいですね。イラスト使わせて頂きました
2020年8月2日 07:26
蒸し暑い夕方の空気と、妙な胸騒ぎ。慣れない下駄の感触と、不揃いな二人の足音。はじめて触れる、私より大きな手の感触。耳や頬、そして胸が熱い。目を閉じると、身体の奥が熱くて、眠れない夜。そんな私を、知らないままの私。祭りと花火大会のない夏。それは、生まれてくるはずだった数多くの恋が、生まれることのない夏。祭りと花火大会のない夏。それは、あなたのいない夏。P.S.