レモンをかけた唐揚げ
わたしの大好きなドラマ「カルテット」の巻真紀さんの台詞。
2022年はこの「まさか」の連続の1年間だった。
2020年冬、
バンタンを好きになってほどなく経った頃、
彼らを推すための三種の神器、
「Twitter」
「Weverse」
「V Live(現Weverse Live)」
が必須ツールであることを知り、いそいそとアプリをインストールした。
Twitterはいわゆる「見る専」で、
10年近くも昔に作ったまま化石と化していたアカウントを蘇生させ、
ご本人たちのツイート、
日々公式から供給されるお知らせ、
先輩アミさんの愛に溢れる投稿の数々、
一日に何度もTwitterを開いては眺めていた。
「かわいい」「すき」「かっこいい」
MVをみて、コンサート映像をみて、Wラをみて、たりょらをみて、
どんどん語彙が失われていく弱小垢でありながら、
”今、この瞬間、この気持ち"を誰かと共有したい。
そう思っていた。
一方で、
顔が見えないとはいえ、顔が見えないからこそ、
誰かに話しかけるなんて陰キャ人見知りなオタクにとっては土台無理なんだわ~~!!
とも思っていた。
それが2022年2月頃までのわたし。
そして、その半年後。
「まさか」わたしが本当にTwitterでその誰かと繋がることになるとは。
「まさか」わたしがTwitterの中の人たちと実際に会うことになるとは。
「まさか」みんなこんなオモロくて綺麗で優しくて賢くてがんばり屋さんで才能に溢れる人たちだなんて聞いてなかったし、
「まさか」こんなにも推し狂いだなんて知らなかったし、
「まさか」すぎるほどまぁまぁいい感じに拗らせていて最高だったし、
「まさか」こんな大人になってこんなにもたくさんのお友達ができるなんて思わなかった。
さて。ここで突然の2022年振り返り。
この1年怒涛だったよな~と思ったら、それもそのはず。
こんなスケジュールこなしてたらそりゃ1年なんて体感秒だわ。
(こなしているのは7人だけどな)
「まさか」しか言葉が出てこなかった会食。
「まさか」夏の予定がこんな寒い時期になってしまうなんて。
「まさか」こんなにも7人に思いを馳せ、時に涙し、彼らの健康を願い、しあわせを祈ってるなんて。
笑って、泣いて、胸がキュッとなって、また笑って、泣いて。
Chapter2の幕が開き、
確実にこれまでとは異なる歩み方で一歩を踏み出した7人。
数々のコンテンツを通して、彼らの固い決意、迷い、覚悟、悩み、楽しみ、戸惑いを感じ、
わたし自身も今まで抱いたことのない種類の幸せ、寂しさ、感嘆、尊敬、憧憬、喜び、心配、信頼、嬉しさ、勇気、感謝、愛しさ、虚無を感じた。
感情の宝石箱や~~~!!()
とてもじゃないけど一人では消化しきれない数の感情に出会う日々でもあった。
まるでジェットコースターのように疾走し情緒揺さぶられる日々。
それでも毎回振り落とされずに終着点に辿りつけるのは、
”今、この瞬間、この気持ち"を共有できる「誰か」がたくさんいたから。
この1年、わたしと一緒にジェットコースターに乗ってくれたチングたち。
みんなのおかげで毎日がとても楽しくて、
「みんなに出会う前の記憶を失っているだけで、俺たち同中だったよね?」
なんて、無い記憶を蘇らせるくらい大きな存在となりました。
そして、そんな素敵なチングたちに出逢わせてくれた大切で愛してやまない7人には感謝の意でいっぱいです。
진짜 고마워!
バンタンに、みんなに出会う前の私って、一体何して過ごしていたんだっけ?
人生は不可逆だから面白い。
レモンをかけた唐揚げのように。
2023年も、バンタンと、出会ってくれたすべての皆さんが健康でしあわせな一年を過ごせますように。
2022.12.31 ちょこ
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