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"塩" に こだわる。
今日もありがとうございます。パーソナルサポーターの山田です(^ ^)
「塩分が高血圧の原因になる」と言われます。「減塩」という言葉もあります。
しかし、なぜ「塩分が高血圧の原因になる」と言われるのでしょうか。
改めて考えてみると、テレビで言うから、お医者さんが言うから、周りの人が言うから、という "人から聞いただけ" の理由で「塩分が高血圧の原因になる」と思ってみえる方も多いのかもしれません。
本当に塩分は高血圧の原因になるのでしょうか。
35年間、塩について真剣に向き合ってこられた著者の村上さんが、ご自身の経験に基づいてまとめられたこちらの書籍では、その辺りについても述べられています。"塩" についての一次情報として、この本に出会いました。
こちらの書籍は、以下のようなお話に興味のある方におすすめです。
・フランスの生理学者のルネ・カントン氏は、全ての病気は体内環境の「ミネラルバランス」の乱れから起こると考え、その答えを「古代海水」に求めた。
・生き物と海の元素の組み合わせが非常によく似ている。地球の生物は天然に存在する92種類の元素のうち、30種類の元素でほぼ出来上がっている。
・人の場合、元素数の多いもののトップ10は水素、酸素、炭素、窒素、カルシウム、リン、イオウ、ナトリウム、カリウム、塩素。これは海に最も多く含まれる元素のトップ10と同じ。海に入っていないのはリンだけ。
・「羊水」のミネラルバランスも、海水とよく似ている。
・ミネラルバランスの取れた「いい塩」を日々の食事に使えば「腸管を通して古代海水を点滴している」のと同じ。
日本の戦争の歴史は、 "塩" にも影響しています。
・昭和46年、法律によって塩田による伝統的な塩の製法が廃止され、「イオン交換膜法」と言う化学工業的な製法に切り替えられた。それによって「塩」が「塩化ナトリウムの俗称」になってしまった。
・古今東西、塩は世界中で大切にされてきた。給料の意味もある「サラリー(salary)」と言う言葉は「塩」に由来。
どのような塩が「いい塩」なのでしょうか。
・古来日本において塩(伝統海塩)は、海水を丸ごと凝縮して作るものであった。
・「海のミネラルの集合体」こそが、日本の「本来の塩」。
・生命に必要なミネラルを全て含む海水から直接生産し、海水の有用ミネラルを十分にバランスよく含んだ塩こそ「いい塩」と呼べる。
・重要なポイントが "製法"。
・海水だけを直接の原料として、伝統的な天日・平釜法で製塩するのが、最も「いい塩」が作れる条件。
日常生活に活かせる知恵はあるでしょうか。
・塩の表示に関する公式ルールとして「食用塩公正競争規約」が定められ、全ての食品に表示が義務づけられている「一括表示」に加えて、食用塩については「製造方法」の表示が義務付けられた。そこには「原材料名」と「工程」を記載することになっている。
・海水を原料に、天日・平釜法などの水分除去法で作られた中純度くらいの伝統海塩は「いい塩」。
・理由は、塩化ナトリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムなどの塩類がバランスよく含まれているから。
ご興味のある方は、日常に "いい塩" を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
今日も来ていただきありがとうございます。
いま常識とされていることを疑う、ことは何事でも大切ですね。
それでは、いってらっしゃい(^ ^)
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