人材業界への挑戦記 変化の中で見つけた答えとは?
はじめまして。ペルソナの松原です。
ペルソナに入社してあっというまに3ヶ月が経ちました。
ついにnoteデビューです!
わたしが人材業界にはいったのは9年ほど前ですが、その後は一貫したスタイルで仕事をしてきたわけではなく、人材業界のなかでもビジネスモデルを変え、ブランク期間を挟み、雇用形態を変えながら人材業界に身を置いています。
日々、皆様とキャリア面談を行うなかで、キャリアに寄り添いながら最良の選択肢を共に考えることを心がけていますが、まだまだ修行が必要だなと感じる今日この頃です。
そんなわたしが人材業界で働いている理由や、これまでの経験から得た気づきや本音をシェアしていけたらと思います。
これまでのキャリア
まずはじめに、ざっくりと経歴をご紹介します。
2013年、大学卒業後、教育業界である個別指導塾に新卒入社。
2015年、人材業界へ転身。
総合人材紹介会社にて派遣コーディネーター、若手特化型の紹介会社にてキャリアアドバイザー、ヘッドハンティング企業にてキャリアコンサルタントを経て、現職であるペルソナへ入社。
教育業界から人材業界への転身
新卒で、人材業界ではなく教育業界である個別指導塾に入社した理由は、わたし自身、昔から勉強がきらいで受験に失敗した経験から、「子どもたちには、自分自身の可能性を広げ、将来に希望を持って歩みを進めてほしい」と思うようになったからです。
塾での仕事は、学校の教師とは違う立場で一人ひとりの生徒の成長を間近で見守ることができ、やりがいを感じていた一方で、生徒とともに目標に向かって伴走していく難しさも感じていました。
そんなジレンマを抱えながらも、「徹底的に人に向き合う仕事」は自分に合っていると思い、教育業界の枠を超え、人材業界に飛び込むことを決めました。
人材業界に飛び込んで最初に経験したのは、大手人材会社での派遣コーディネーターの仕事でした。自社に登録している派遣スタッフに対して、ITエンジニアのお仕事を紹介し、企業とのマッチングを行うというものです。
派遣という働き方を選択される方の中には、
介護や育児など、ライフスタイルに合わせて働きたい方
求職活動の間のブリッジとして働きたい方
退職後の再就職として働きたい方
のように幅広い年齢層や多様なバックグラウンドを持つ方々がいて、塾のように「進学・進級」という決められたゴールに向かっていくのではなく、とにかくスピード感を持って、いちはやく個人のニーズをくみ取り、企業とマッチングさせていくことが求められました。
ただし、派遣という特性上、どうしても短期的な視点でのご支援になりがちで、もっと中長期的な視点でキャリア構築に対する理解を深め、長いキャリアを歩む中で、その時々の大きな決断に寄り添える力を身につけたいと考えるようになりました。
ライフイベントを経て、再出発
ここまでワークライフバランスを無視して働いてきましたが、ちょうどそのタイミングで自分の人生においても結婚、出産という大きなライフイベントを経験しました。
育児休暇を取得しているなかで、復帰後のキャリアやなりたい姿について考えていました。
その過程でキャリアコンサルティングの理論やカウンセリングの技法を学ぶために資格取得の勉強を始めました。勉強することで、これまで曖昧に捉えてしまっていたことや感覚で進めていたものが整理され、基盤ができあがっていくような気がしました。
また、短期的な視点から中長期的なキャリア構築の視点へと意識が変わったことも大きな収穫でした。
そして、社会復帰したときに選んだのは、フルリモートで働けるヘッドハンター企業で、パートからのスタートでした。
当時は、自宅で子どもの面倒を見ていたこともあり、育児とのバランスを保つためにも時間的に融通が利く雇用形態を選択しました。
それから、時短契約社員、フルタイム正社員へと働き方を変え、仕事に没頭できる時間も増えていきました。
人材会社を渡り歩いて気が付いたこと
人材業界のなかでも、これまで様々な会社に身を置いてきたなかで感じたこと、気づいたことがあります。
それは、会社によってやり方も違えば、その会社の強みも変わるということです。
今では転職が当たり前の時代になり、それにともない転職エージェントも多様化していると思います。候補者様自身が「転職することでこの先どんなキャリアを描いていくのか」を考えると同時に、「どのエージェントを選ぶのか」についても真剣に考えることが大事であり、よりよい選択をしていくためには必要なことだと感じるようになりました。
将来を見据えたキャリア設計のなかで、目の前の求人情報だけではなく、企業と精通しているコンサルタントから正しく情報を仕入れ、納得のいく選択をしていただきたいと思っています。
そのためにわたしができることは、転職を検討されている方のご希望だけではなく、企業の中長期的なニーズや現在の組織状況を考慮し、ひとりひとりの強みをどのように活かしていただくかをバランスよく考え、動きつづけることです。
最後に
わたしも30代半ばに差し掛かり、ようやく「これだ」という方向性を見つけることができました。
転職において悩んでおられることがございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。心から納得のいく転職を実現させましょう!!
ペルソナ株式会社 松原
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#1 ペルソナ創業の思いとこれまで
#2 ペルソナの事業や制度について
#3 若手社員から見たペルソナ
#4 業界のプロから見たペルソナ
#5【前編】エージェントになった感想
#5【中編】ペルソナのカルチャーと人
#5【後編】女性社員からみたペルソナ