ペルソナを運営していて最近思うこと
今日も新しい研修制度の解像度をあげるために、各分野の先生と議論をかわしました。
※考えている内容はこちらから
すでに先行している6か月にわたるMBA研修は、終盤戦となり、残るは「ファイナンス」の講義のみとなりました。
毎度3時間の隔週開催の研修で、宿題があることもあり、なかなかのハードモードだったと思います。
ですが、そんな中でも、参加者であるメンバーは学んだことをすぐに社内でもシェアをして、自主的にワークや記事の考察をだすことをしています。
この研修の取り組み自体は業界でも稀有なものとしてとらえていますが、
こうしたインプット~アウトプットまでの反復の速さも、今後はじわりと組織の強みにかわるフェーズに必ず到達すると思います。
研修を通じて、経営をささえるヒト・モノ・カネ・情報に対する感度は、
圧倒的に身についた半年間でした。
今後がますます楽しみです。
さて、ペルソナを創業し、4期目に入りました。
期初のキックオフからさまざまな取り組みを実施し、効果検証するフェーズにいまあります。
毎度、クォーターごとにキックオフを実施していたのですが、第1Qでは効果検証の評価がまだつけられず、振り返れるものがあまりないことから、今回は実施しませんでした。
ですが、やはり今の定点がどこにあるのか、というのは少しでもいいので、おさらいもかねて、みんなに共有してもよかったといまは反省をしています。
昨日、とあるメンバーと飲みに行く機会があり、気づきをもらいました。
それは私自身が何を考えているか、についての埋め合わせを、
もっと頻度高くしていくフェーズにはいったということでした。
会社を創業して、いくつかの危機的状況が当然ありました。
その際は専制君主、率先垂範で組織をひっぱていきましたが、いまは権限や業務の遂行自体を移譲していくタイミングにはいっています。
わたし自身がお客様を専属で担当することはもうすでになくなりました。
また全幅の信頼を置いているマネージャーがいてくれることもあり、
定例で全員と1on1をする機会も減りました。
仕方のないことですが、わたし自身の考え方を直接的に伝える機会は、
どうしても減っていくのだろうと思います。
冒頭のようによいカルチャーはできつつあるタイミングですが、
同時に上は何を考えているかがわからないということは、どこの組織であっても切っても切れない課題と感じます。
昨日の飲みの場では、普段から考えていることを軽く共有したつもりでいたのですが、思った以上にギャップがあったようで、あれこれ話が膨らみ、はずんでいきました。
そんなことから、もう少し自分の考えをおしつけがましくなく、どこかでシェアできたらなと考えはじめています。
今年は各地に出張しお客様へのご挨拶もしたいと考えていますので、
その際にみんなとご飯でもいきたいです。
いま、ペルソナでは紹介業を成り立たせるうえでの最低十分な条件はそろったと思います。
業界ナンバーワン、オンリーワンでない限りはチャレンジャーの立場ではありますが、ただやみくもに先駆者をおいかけるだけでは、到底及ばないと思います。
ですので、足りないものを補うというフェーズという十分条件を満たすフェーズがこれまでとすると、いまはよいものをよりよくする、ないものをつくるというフェーズにはいってきており、クリエイティブな作業の連続をしていくこととなります。
そこには尊敬する株式会社サイバーエージェントの藤田さんも過去に言っていますが、
まさにこのような考えが必要です。
ときとして、業界初の取り組みを行う上で答えに窮してしまう時が多々ありますが、いまいるメンバーとなら、必ずどんな山でも乗り越えられると考えています。
※冒頭の写真は先日たべて美味しかったお店のオムライスです
ペルソナ株式会社 佐野
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