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体調と戦い続けた20代・30代~入社後は仕事の楽しさを味わえるようになった自分の変化【わたしのキャリアストーリー#10】
パーソルダイバースでは、「障害者雇用を成功させる、そして、その先へ。」をミッションに掲げ、多様な社員がはたらいています。
”わたしのキャリアストーリー”では、多様性を尊重する組織で異なるバックグラウンドや経験を持つ社員が、どのように活躍し自己成長を遂げているのか、社員のインタビューを通して紹介します。
10回目は受託サービス統括本部 受託サービス第1本部 Staffing受託第1事業部に所属するJ.N。
彼は、25歳のとき、入社3年目でうつ病を発症。ITエンジニアとしてさまざまなシステム開発に携わっていました。
エンジニアとしてうつ病と向き合いながら過ごした20代。30代、フリーのエンジニアになってからも、体調との戦いは続きました。
「仕事」に目を向けることができなかった彼は現在40歳となり、体調は安定傾向にあり、「ただただ仕事が楽しい」と笑顔を見せます。
その変化にはある一つの転機、そして決断がありました。
※2024年2月取材当時の内容です。
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【プロフィール】J.N(2020年入社)
新卒でITエンジニアに。入社3年目でうつを発症。以来、転職やアルバイトでエンジニアとしてシステム開発やプログラミングに従事。
2020年6月にパーソルダイバースに入社。現在は、グループ企業からの受託したデータ入力業務に従事。グループ内の生産性効率化ノウハウの集約プロジェクトにも参画し活躍の幅を広げている。
ITエンジニアが事務系への転身で見つけた やりがいと新しい視点
ーパーソルダイバースに入社するまでの経歴を教えてください。
やりたいことをやらなくちゃ。という思いが強くなったから、パーソルダイバースに入社しました。
実は、入社前に同級生や当時の上司が相次いで病気で亡くなり、「本当にやりたいことはすぐやらないといけないな」と思ったんです。
ずっとIT業界で仕事していた一方、ずっと事務系の仕事がしたかったという思いがありました。システムを作る側より、使う側に回ってみたいという思いがずっとあって、それをついに実現させたという感じで入社しました。
dodaチャレンジに登録して、そこで担当のキャリアアドバイザーに当社を勧められました。
半ば、「やってみたい」という思いだけで、入社したのですが、実際に業務をやってみると、自分にピッタリ合って、「これだ!」と思いました。
ー実際に入社してみていかがでしたか。感じたことがあれば教えてください。
毎日がとても楽しく、自分がやりたい仕事に出会えたと思いました。
まず業務については、1日何件、入力件数をこなせるのか、どれだけミスを減らせるのか、どれだけの時間で納品できるのか。半分「ゲーム感覚」に近いようなものですが、そういうチャレンジをすることがただただ楽しいんです。
キャリアチェンジをする決断には、数年かかりましたが、気になるのであれば勇気をもって一歩踏み出すこと。やって良かったなと今でも思います。
ー入社後、考え方や体調に変化はありましたか?
仕事が楽しいと、おのずと気持ち余裕が生まれるのでしょうか。
心身ともに安定するようになってきました。
そして、自分のキャリアなど、将来のことを考えることができています。
当社に入社するまでは、自分の体調と戦い続けていました。
20代はただ会社に行って、休職しての繰り返し。周囲の人たちには恵まれたのですが、業務が合わなかったのかもしれません。
月に2回は体調を崩して休んでいました。体調や感情をコントロールするための工夫まで考えが及ばなかったんだと思います。
就労移行支援事業所での訓練を経て、そしていま、落ち着ける環境を自分で選んだことで、体調、仕事、将来に目を向けることができています。
これまでは、何よりも仕事をすることが大事、だと思っていました。
でも、当社では、体調を安定させるためにさまざまな工夫をしている人がたくさん。自分で自分を管理できている人が多くいます。
そういった方ほど笑顔で安定してはたらいている。そうか、体調を安定させることって、こんなに意味があるんだと、ある意味衝撃でした。
何年もはたらき続けている先輩たちが、まず体調を安定させて、次に仕事に取り組むというサイクルを繰り返していました。自分もやらないと!と思って取り組んでいると、実際に体調が安定してきて、安定すると仕事を任されてというリズムが生まれてきました。
体調と業務のバランスは今も重要視しています。
障害に関係なく、何度でもチャレンジできる環境
ー現在の業務について教えてください。
グループ企業から依頼を受けたデータ入力を担当しています。
やりたかった事務業務が楽しくて、続けているうちに上司に評価いただき、いまはメンバーの業務指導や質問対応も行うようになりました。
メンバーは何を考えているのか。
どうフォローすれば成長できるのか。
仕事そのものだけでなく、人と関わることも楽しいということに気づかされました。
現在は、生産性向上のプロジェクトに参加しています。新しいメンバーと、どうやればみんなの業務がよりやりやすくなるのか、と考えることは、これまでの自分にはなかったことでした。
当社で新しい自分に出会えたという喜びを感じています。
ーこれからのキャリアで考えていることを教えてください。
仕事と人と接して、どれだけ大きな成果が出せるか。そして、大きな成果を出して、自分のポジションを上げて行けるかを考えています。
サブリーダーやリーダーと、階段を上がっていけるようなキャリアをいまは描いています。
ー最後にパーソルダイバースに入社を検討されている方に向けて、おすすめポイントを教えてください。
会社の風土として、障害の有無に関係なく、社員に等しくチャンスがある会社だと思います。
そして、仕事の成果をしっかり評価してくれることです。
勤怠が安定する→それに伴い業務も安定的なパフォーマンスを出せる→業務リーダー的な立場を任せてくれる。
という自分のケースが物語っていると思います。
そして、その後はプロジェクトメンバーに抜擢されるなど、常に自分の新しい可能性を広げてくれる機会をもらえると思います。
そして、いざチャレンジしてダメだったとしても、「もう次はないよ」なんてことはなくて、何回でもチャレンジできる会社です。
自分の価値とか、仕事のやりがいとか、仕事の意味とかに出合える会社だと思うので、「何のためにはたらいているのだろう」と思っている人は、ぜひおすすめです!
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パーソルダイバースは「グループ障害者雇用事業」と「対外支援事業」の2つの領域で事業を展開しています。障害者雇用に関する豊富な知見とノウハウを保有し、個人・法人・支援機関・自治体など多様なステークホルダーの皆さまとともに障害者雇用の可能性拡大に努めています。