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入社後の支援体制について
こんにちは。パーソルダイバースの障害者採用担当 本田です。
今回は、当社の入社後の支援体制についてご紹介します。障害者採用枠で入社していただいた方が、さまざまな能力を発揮いただき安定して長くはたらいていただくためのサポート体制を整えています。
障害者採用枠で当社にご応募を検討中の方は、ぜひご一読ください。
外部機関とも連携したサポート体制
当社の支援体制は「事業主」、「従業員」、「第三者機関」の各主体が役割を協働していることが特徴です。
当社はこの3つの主体がそれぞれの役割を認識し、協働することによって、入社後も安定就労に繋がり定着できると捉えています。
ー「事業主」の役割は「安全配慮と能力発揮のための土台作り」
相談体制の整備
適切な対応(プライバシーの保護、迅速性)
有資格者の配置(臨床心理士など)
ー「従業員」の役割は「長期活躍のために継続的な努力をすること」
自身の制約や得手不得手の理解
他者への説明と相談
ー第三者機関(産業医、主治医、就労支援機関などを含む専門機関)の役割は、「客観的な視点と専門家としての対応」
信頼性の高い対応
専門的な知識を基にした適切な支援
※支援機関登録は個人の意思のもとで行います。
安定して就労していただくための主な取り組み(研修・面談)
次に、安心して就労していただくための主な取り組みについてご紹介します。
1.入社時研修
当社は新しく入社した社員を対象に、「入社時研修」を行います。
毎日のリズムを整えながら、必要な基礎力を身につけ、配属先の業務研修に向けて備え、同期のメンバーとコミュニケーションを築いています。
【入社時研修のプログラム】
●1~3日目:「導入研修」
会社概要など従業員として必要な基礎知識を習得
●4~7日目:「初月研修」
職場や自己について理解し、コミュニケーションに慣れていくこと
●8日目以降:「拠点研修」としてオフィス紹介、業務レクチャーなど
2.上長による面談(毎月1回)
毎月1回、配属先の上長と「健康管理面談」を行い、業務や体調に関して相談したり、お互いの状況を確認し合う場となります。
例えば、「自分の業務スピードが問題ないか/チームとの関わり方が適切か」と心配になる方については、面談の中で上長と状況を整理し、振り返ることで安心に繋がるケースがあります。
その他、面談内では体調面も確認するため、不調がある場合は業務量を調整する等、必要な配慮やご本人でも出来る対策について一緒に検討をしていきます。
新しく入社される方については、自身の制約や、得手/不得手を他者へ説明することの習得にも繋がる機会となっています。
3.定着支援担当による面談(入社月次に応じて実施)
社員(入社した社員)、支援機関、定着支援担当の三者で「定着面談」を行います。
入社後1か月~3カ月までは、毎月1回実施します。その後入社半年のタイミングで1回実施します。(入社7か月目以降は、状況に応じて実施)
直近の振返りをしながら、はたらくうえでの不安や障害特性への対処法について話し合います。
【定着面談の主な内容】
・障害理解およびストレスへの対処法:継続的に活躍するためにどのようなことができるか
・体調面:勤怠の状況や前回の面談からの変化
・業務面:職務内容のやりがいや難しさ、クリアすべき課題
・職場の人間関係:上司や同僚への報告、連絡、相談や関係性
話し合いの中で出てきたはたらくうえでの不安については、配属先上長とも連携し、ご本人だけでなく会社全体で解決、緩和方法を検討していきます。
入社から6カ月間は定着面談を定期的に設定し、自身の得手に対して継続的に努力できることを探し出すことや、不得手に対して相談・発信していくための土台作りをしていくことを目的にしています。
7カ月目以降は勤怠や対処法、体調コントロール状況などを鑑み、面談頻度を決めていきます。定期面談の実施時期以外でも相談がある場合は、随時面談を実施することもできるようになっています。
※支援機関の登録がない場合は、定着支援担当と二者間で行います。
安定して就労していただくための主な取り組み(その他)
1.費用の会社負担
利用者本人からの申請があれば、「就労定着支援」の利用にかかる費用は会社負担にすることが可能です。
2.障害の開示範囲
基本的に当社では一緒に働く社員同士の障害名は開示しておりません。それは障害名から判断するのではなく、勤務するにあたって必要だと考える配慮事項に重きを置いているからです。固定概念にとらわれず、配慮事項は職場全体で行い、お互いをサポートしていきます。
3.定着支援をサポートするシステムの運用
精神障害をはじめ多様な特性のある社員が安定就業し活躍できる環境づくり を目指すために、定着支援システム「bloom(ブルーム)」を開発しました。
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面談などを通じて確認した就業定着状況を判断するため「体調管理」「生活習慣」「自己コントロール」「業務状況」などを指標 として設定し、数値や情報を一元管理しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1695768645860-nhVJ2MDmkE.png?width=1200)
社員は、面談前に体調などの近況情報を入力することで、状況を適切に把握し、自己理解を深める手助けを行い、それにより安定した就業をサポートします。
当社が障害者雇用を行ううえで大切にしていることは、入社される方が「入社後も安定してはたらきつづけることができること」です。
入社しておよそ半年間は、対人関係や業務面などの職場環境に慣れることが難しいと感じるかもしれません。
そのため、当社は、活躍のための準備期間として「入社時研修」を実施し、日常的に発生する不安を取り除くために「定着面談」と「健康管理面談」を行っています。これにより、まずは勤怠の安定を図っています。
日々発生する課題や問題点を参考に、地道な改善を行いながら支援制度を策定し、入社される方が安心して長期就労につながるように、伴走していきます。
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