☑『答えのない正解を生きる』小坂井敏晶
答えがあると思っていることへの危惧、小坂井敏晶さんご本人のご経験、私の身と心をひっくり返してくれた。揺さぶられて、まだまだ知らないことがあるのに、あたかも知り尽くしたかのように誰かに知識や考えをひけらかす自分に腹が立つ。
しかし、知らないことがあるということは、その分、まだ世界は広いということを同時に知らしめてくれていることにもなる。
問いへの問いを立て、考え、悩み、それでも自分の言語を持ち、表現できること。それは私が生きていきやすくなることに繋がると私は知っている。
著者の帯に書かれた言葉を最後に記して終わる。
『力尽きるまで、思想の戦士でいたい』
私もその戦士のひとりになりたい。
(画像はWordに書き殴ったものを添付したものです。誤字脱字等があると思います。はい…)