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【ドイツバレエ留学】 食事のこと2
水
水は最初はミネラルウォーターを買うようにしていたようだ。
近所のスーパーでは500mlのミネラルウォーターが€0.19(当時のレートで約130円)で買えるなど、意外と安かった。
ただ、ドイツで売っているペットボトルの水は、硬水や炭酸入りが多い。
そのため、お米を炊く時用に軟水も必要になり、娘はVolvicを常備することにした。ただし、Volvicは€1.20ほどと少し高め。
自炊をするなら、やはり浄水器が欲しいところ。
そういえばドイツは日本でもおなじみのBRITAの国だからお安いのでは?と一人暮らしだしBRITAで充分。
BRITAはドイツで 20€くらい。
カートリッジは 7€ /1個
たまたま行ったお店で5ユーロ安くなってた!と購入。
「お米をたくさんたくし、お水を買いに行く手間を考えたら絶対こっちの方が安いと思って買わせていただきましたァ!」と報告がきた。
米
アジアンスーパーで日本や韓国のお米を買うこともできるが、値段は高い。
そこで娘が目をつけたのが、「ミルヒライス」というもの。
ドイツのスーパーで普通に売っているらしい。
日本と違い、デザートやリゾット用に使われるため、少量パックで販売されているが、娘には十分だったらしい。
味や食感も日本で食べる米とは違うようで、日本からの留学生の間では苦手な子が多いらしいが、娘はぜんぜん大丈夫!安いしこれでいい!とミルヒライスを愛用するようになった。
YouTubeで鍋での炊き方を調べて自分で米を炊くようになった。
こうして、お米と水を手に入れた娘の「自炊スキル」が覚醒していった。
クラシルやYouTubeを参考に、親の私より美味しそうな料理を、見よう見まねでどんどん作れるようになっちゃうのだよね。
もうね、悲しいかな親よりYoutubeが頼りですよ。
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ミルヒライスは500gで0.69€とかで入手可能らしい。
食費
日本から食材や冬服などの荷物を送る際、お弁当の時に使っていたスープジャーも送って欲しいと連絡がきた。
ヨーロッパでは安くて種類も豊富なオートミール。
ちょうど日本で流行り始めたので、レシピも盛り沢山。
「スープジャーにオートミールとお出汁入れればお弁当になる!」
オートミール とミルヒライス、パンを組み合わせれば主食は十分まかなえる。
そして値段も安い。
野菜や果物も日本のように形や大きさが揃っていないものも多いが、その分安いものたくさん。
娘曰く
「チーズやヨーグルトの種類が豊富で、オーツミルクやアーモンドミルクも安い!」
と感動していた。
こんな感じで、初めての海外生活、初めての自炊が楽しく、あれこれ工夫して節約することも楽しむようになったようだった。
最初の2年くらいは 食費 150€/月 で抑えてくれていたのだ。
(2年たった今は、友達も増えて、一緒に料理を作ったり、パーティしたりする機会も増えて費用はやや増加しているようだ。)
たぶん、留学して最初のうちは親しくなるほどの友達もいなかったし、緊張感も続いていただろうし、寂しさをごまかすように、1人でできる料理を趣味にして頑張ってたんだと思う。
ビジネスホテルにあるような小さな冷蔵庫、一口だけの電気コンロとオーブントースター。なかなか条件の悪いキッチンだけど、自炊&節約を精一杯楽しんでいるように見えた。
調理道具についての過去記事↓
ドイツのペットボトル事情の過去記事↓
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