子どもとお金『子どもに「ありがとうを言ってもらおう!」と教えよう✨』
子どもが誰かから何かをいただいたとき、親が子どもに必ず言う言葉があります。
「ありがとうを言った!?」
何かをいただいたり、してもらったら、相手に対して感謝の言葉を伝える。
親として、とても大切な子どものしつけの一つだと思います。
ここで私、一つふと考えました。
どうして、
「ありがとうを言ってもらおう」
というしつけをする話しは、あまり聞かないのだろう?
確かに私自身も、自分の親からそんなしつけをされた記憶はありません。
我が子に対しても、
「人の嫌がることはしてはいけない」
というしつけはしたけれど、
「人からありがとうと言われることをしよう」
というしつけは、ほとんどしていなかったように思います。
子どものお金教育で大切な要素の一つである、おだちん制とお手伝い。
この方法の肝は、
「お手伝いをして、誰かの役に立ち、誰かに喜んでもらい、その対価としてお金をもらう」
ということです。
これって、すなわなち「人からありがとうと言われることをしよう」ですよね😊
日常で「ありがとうを言いなさい」が当たり前のしつけとされているということは、誰かに感謝する心は、どの家庭でも平均的に育てられているものだと思います。
けれど、自分を主体とした人生こそが尊いものだとすれば、「ありがとうを言ってもらおう」も、けっこう大切なしつけなのではないかと思います。
では、子どもが「ありがとうを言ってもらう」ためにお手伝いをするようになるために、どうしたら良いか。
心理学で「自己成就的予言」という言葉があります。
自分で「こうなるかも」と思って行動していると、実際にその通りになるという現象です。
たとえ根拠が無くとも、思い込んでいるうちに本当にそうなってしまうことがある、ということですね😁
子どもがお手伝いをしてくれたとき、
たとえば10のうち、1しかできなかったとき、
「なんで1しかできなかったんだよ!😠」
ではなく、
「1できたね! 頑張ったね! ありがとう🥰」
と言ってあげましょう。
子どもは、
自分はお手伝いできたんだ!
自分はお手伝いができて、ありがとうを言ってもらえたんだ!
と思い込みます。
その繰り返しが、思い込みをさらに強くし、本当にお手伝いがきちんとできるようになるということです。
完璧には遠くとも、できるという思い込みを途切れさせなければ、ゆっくりでも完璧に近づいていきます。
大切なのは、「自分ができない」というネガティブな思い込みにさせないこと。
これも思い込みですから、本当にできない自分に近づいていってしまいます😨
自分は「ありがとうを言ってもらう存在だ」という自己成就的予言を、ぜひ子どもに染み込ませてあげてください(^^♪
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