子供とお金『親のマインドセット』
来年から、高校の家庭科で「資産形成」の授業が始まることは、以前お伝えしました。
親より子どもたちのほうが、「お金」の知識、テクニックに詳しい時代が、間違いなくもうすぐやってきます。
これはどの分野、業界でもそうですが、若い人の方が技術的なレベルは高くなります。
たとえばフィギアスケートであれば、今や女性でも4回転の時代。
伊藤みどりさんが、公式戦でトリプルアクセルを世界で初めて決めたのが1988年ですが、その後も技術的にも肉体的にも進歩をした結果です。
先人たちのノウハウの上に、新しいノウハウや技術がさらにオンされるわけですから、若い人の進歩のスピードが速いのは当たり前。
より難易度の高いことができるようになります。
そして、先人たちのノウハウを教えられ、自ら努力をして、そして実績を積み重ねてきた人が、いずれ指導者となります。
経験値がすべて正しいとは限りませんが、その人たちの言葉には、重みがあるでしょう。
ところが、お金のことはどうでしょう?
先人、すなわち親たちは、何も知りません。
勉強をする機会も与えられてきませんでしたが、積極的に知ろうともしない人が多いかと思います。
あるのは、『自分の経験値』だけです。
そんな親がする「お金」の話しは、果たしてどれだけ子どもたちに響くのでしょうか。
ある意味、お金に関して心も技術も未成熟なまま大人になり、実績も無い親の言葉です。
すでに技術的に上回る子どもたちには、何も刺さらないでしょう。
テクニック的なお金の話しは、親より子どもたちのほうが多くのことを知っているようになります。
ですので、
せめて、
せめて、
お金との付き合い方の心の部分、『お金のマインドセット』を、親は身につけて欲しいと願います。
お金は、大切であること。
お金は、悪いモノではないこと。
お金は、自然と湧いて出るモノではないこと。
お金は、使えば無くなること。
お金を稼ぐことは、だれかの笑顔を作ること。
技術やテクニックではありません。
子どもが、お金と上手に付き合う大人になるために、親として知っておくべきお金の話しを、積極的に学んでいってください。
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