お金のトリセツ、目次があったら・・・🤔
私たち人間が使うたいがいの道具には、取扱説明書があります。
最近だと「WEBで見てください」みたいにQRコードが付いているだけのモノもありますが、その取扱い方が難しい道具ほど、きちんとした取扱説明書があるのが普通だと思います。
ところが、、、
これだけ多くの人が毎日使っているのに、
なぜかお金という道具には、取扱説明書がありません。
何故か?
という議論はさておいて😅
細かな中身はともかく、もし大人向けの「お金のトリセツ」があったとしたら、「目次」にはいったいどんな項目が書かれるのだろうか?🤔
私なりにちょっと考えてみました。
①使い方
消費とか浪費とか、賢いお金の使い方や、そのためのヒントとか。
お金という道具の持つ機能で、私たちがもっともお世話になる部分だと思います。
②管理のし方
お金の出入りに伴う家計簿の付け方とか、貯金はどういう考え方ならできるかとか。
今だけではなく、未来に生きている自分にとって、知っておくべきことだと思います。
③稼ぎ方
だまっていてもお金はやってきません。
稼ぐとはどういうことか、お金を手に入れる間違った方法があることも含め、学ぶべきだと考えます。
私個人的にはこの「稼ぎ方」こそ、子どものうちから正しく学ぶべきだと思っています。
④増やし方
貯金を含め、資産運用の方法です。もっとも多くの人が興味のあるお金の機能で、「お金に働いてもらう」とも言われています。
本屋さんに行くと、増やし方の本がたくさん並んでいます。けれど、それはあくまでお金のトリセツの一項目に過ぎないんですよね😅
⑤備え方
商品としては、保険がもっとも分かりやすいかと思います。
けれど、決してそれだけではありません。たとえば貯金も備えるための手段の一つです。
「守り方」と言ってもいいかもしれませんが、将来起こるであろうもしもの時のお金を、どう準備するかということです。
大人向けの「お金のトリセツ」だったら、さしずめこの五項目かと思います。
なにせ、お金という道具と私たちの関わり方は、ハンパ無く広いです!😆
そして、この五項目にきっちり分類できるものばかりでもありません。
たとえば、「相続」。
おそらく「管理のし方」と「備え方」に関わってくるでしょう。
たとえば、「税金」。
「使い方」の一つだと思いますが、「管理のし方」を学ぶことで、賢く節税ができたりもするでしょう。
こうしてこの五項目を見てみると、何かすごくアンバランスさを感じませんか?
みんなが一生懸命、自ら学ぼうとするのは、④の「増やし方」ばかり。
一方まったく学ぶこと無く、自分の経験値や親からの影響が強いのは、①の「使い方」。
②の「管理のし方」は学ぶ人も増えてきたけれど、その人の性格によってちゃんとできるかどうかが左右される。スキルだけでなく、心の在り方も関わりそう。
⑤の「備え方」のメイン商品としての保険は、多くの人が入っているのに、よくわからないという声が多い。
そして最後に、③の「稼ぎ方」。
大人になった時に「稼ぎ方」を知らなければ、どれだけ①②④⑤を学んでいたとしても、無意味ではないでしょうか。
子どものときのように、おこづかいやお年玉をもらえるわけではありません。
国としても国民の金融リテラシーの向上のために、金融教育、資産運用教育に力を入れていくようですが、
そもそもお金を増やすためには、お金が無ければできないということは伝えられていません。
「稼ぎ方」は、もうちょっとみんなで真剣に考えるべき「お金のコト」だと、私は思います。
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