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薬草湯と虹と光

こんにちは。
日常を書き残します。

2025年の年始に奈良県の霊山寺の中にある薬師湯殿に行ってきました。
温泉ではなく薬草のお風呂で有名です。
正月三が日だったので入山拝観料が無料でした。

正月料金
普段の料金
薬師湯殿の利用案内

霊山寺がある奈良の富雄は、古事記には登美、日本書紀には鳥見の地とあります。
遣隋使小野妹子の子、小野富人は壬申の乱(672年)に関与したため右大臣を辞してこの地に閑居しました。
薬草を栽培し、薬師如来を祀って薬草風呂を施湯し、聖武天皇も鳥狩りのとき、また光明皇后も入湯されたと伝えられ、あらゆる人の病を治したといわれています。

薬草湯の成分はトウキ、センキュウ、オウバク、ソウジュツ、サンシン、チンピ、ジュウヤク、バンショウです。
漢方薬みたいですね。

薬師湯殿

私が薬師湯殿を撮った写真ですが、たまたま右上に光の線、左に薄っすら虹が見えます(見えないときはバックライトを最大に明るくしてみてください)。
新年早々に神々しいといいますか、これを後光がさすということなんでしょうか。


なんだかご利益がありそうなので、見た人に幸せのお裾分けです。


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