働く仲間との「お互い様」が、子どもを育てる。『ピートラ』Vol.75
広報チームの川端です。
私は第一子、息子が1歳になった昨年8月より仕事復帰しました。
私から見た会社の変化、新米ワーママとしての体験など、noteに残していけたらと思っています。
昨年8月の入園以降、うちの息子も例外なく保育園の洗礼を受け、親子でインフルに感染した年末年始を経て、そろそろ息子が熱出すのも落ち付いてきたかな…?
なんて、余裕ぶっこいていた私の思いが伝わってしまったのか!?
先日、何の前触れもなく、いきなり高熱38度が出てしまい3日間保育園を休んだ息子。
高熱で辛そうで、機嫌が悪く心配でしたが、いきなりケロっと元気になって食欲も戻って本当に良かった!
けれど、こんなガッツリ看病したのは久しぶりすぎて。
正直言って仕事よりもクタクタになってしまいました。(今回は私が風邪をもらわなかったのは救いでした…)
そんなピンチが訪れると、日ごろ保育園へのありがたさを感じるし、こんなときに支えてくれる会社の同僚にも感謝!だからこそ毎日がんばろうと思えるのでした。
「どうしよう…明日の予定なんだっけ?」
ピピっピピっ…。
ひゃー39度!!
夜、息子の頭が熱いなあと、恐る恐る体温計で測ったら高熱である。
これは明日は保育園休み決定。
「やばい!明日のスケジュールなんだっけ?」
こんなときに限って、頭めちゃくちゃ機能するのはワーママあるあるなのか?(苦笑)
急いでスケジュールを確認する。
来客は無いな。
社内のミーティングは急ぎ?ずらしても大丈夫か?
ああ、社外の人とオンラインで打ち合わせ入れてた〜!
うちの会社は子どもを連れて出社できたり働きやすい環境ではあるが、もちろん病気の子どもは連れていかない。
その場合は、子どもを看病しながら在宅勤務をするか、自分も体調が悪ければおやすみをとるかになる。
うちの会社は、コロナ禍をきっかけに、部署に関わらず全社員が働き方を自由に選べる状況になった。
コロナ前までは、うちの会社でも出社前提だったので、子どもが発熱した場合は、働く本人が元気でもおやすみ扱いになってしまっていたらしい。
こういう話を聞くと、コロナ禍に出産した私は、働き方の自由化の恩恵を受けてるなと感じる。
今回は発熱以外は元気そうなので、1日は旦那さんにお休みを取ってもらったり時差出勤をしてもらったり協力しつつ、
私はとりあえず在宅勤務しながら自宅保育、合間に病院に連れて行くための時間休をとることにした。
困ったときはお互い様、が当たり前にできること。
実はその日は朝からいくつか打ち合わせが入っていた。
社長も一緒の打ち合わせが入っていたのだが、
事情を説明し、病院に連れて行ったりしないといけなくて予定が見えないから、打ち合わせを変更させてほしいと連絡したら、
「OK OK!病院から戻ってきて余裕あったら、それからオンラインでもいいよ!」
とか、
「ああ、熱で機嫌悪くなっちゃったか。それはたぶん打ち合わせ無理だから変更しよう。今日はそっち(看病)に集中してね〜」
以上!
なんて、軽っ!!(笑)
まったく仕事の進捗も聞かれないし、嫌味だって言われない。
それは社長だけではなくて、他の社員も同じ反応で。
息子の体調を気遣ってくれるけど、「この不測の事態」に対応してる私に対しても、大丈夫かと心配してくれる。
友人の会社では「よく熱出すね」「病児保育とか知らないの?」とか、嫌味を言われたこともあると言っていた。
そんなこと言われたら、絶対働きたくなくなる。
もちろんピープル社内の優しさは、子ども連れにだけじゃ無い。
たとえば突然、病気になってしまった人にも同じように対応する関係性がある。
私たちはみんな完璧ではないし、困ったときはお互い様。
何度も聞いた言葉だけど、これが働く仲間と素直に実行できていることってとても貴重なことなんだと気づいた。
実は「ピープル内出生率」上昇中!
友人に話すと、最高の環境じゃん!私も働きたいよ!と言われるのは、なかなかうれしい。
そういえば、うちの会社で子ども育てながら働いている社員ってどのくらいいるんだろう?と調べてみた。
51人中、社長含めて17名 約3割に増えていてビックリ!
ピープルは昔から女性の多い会社だったが、私が入社した15年ぐらい前からも子どもを育てながら働く人はいたけどそこまで多くなかった印象で、
増えてきたのはここ5年ぐらいの間である。
とくに5歳以下の子どもたちがたくさんいて、
『ピープル子ども会』というチャットができたほど。
出生数の減少が叫ばれる中、時代の流れに逆行して、ピープルではちょっとしたベビーブームが起きているのである(笑)
外部の人にその話をすると、「その理由は?」とよく聞かれていろいろ考えるけど、
自分にとって、会社にとって、子どもがいることがプラスになると結びつけやすいのだと思う。
社長はよく、「ピープルの仕事は、子ども観察に一番時間を割くべき。育休・産休は気軽にとれて子どもが居ることが仕事で有利になるという理解も、社員全員にある」と言っている。
子どもがいない社員にとっても、社員の子どもを身近に感じられることで仕事のアイデア創出につながる。
現に私にとって息子の存在は、ピープルの商品力の強さを実感することができた。
本当によく遊ぶんだな、
このおもちゃの遊び方はこんなふうに変化するのか。
売れてる商品なのに息子には全然ハマらなかったわ(笑)とか。
面白い気づきをくれる。
その気づきを話すと、社員みんな面白がってくれるのがうれしかったりする。
そんな働き方ができる環境をありがたく感じるからこそ、日常の仕事を全力で取り組んでいきたいと思っています。
【ピープル ワーママの働き方日記】