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子どもが田んぼからおもちゃを作る?!〜後編〜

みなさまこんにちは!

ここまで、前編・中編と2回にわたり”ピープル農場”でおこなわれた田植えイベントについてお伝えしてきましたが、今回はいよいよ最終編!

前回までに紹介しきれなかったイベントの様子に加え、その後の”ピープル農場”についても綴っていきたいと思います。

これまでの記事をまだお読みでない方はぜひ以下から!


田植えのあとに

さて前回は、子どもたちとの田植え体験を終えたところまでをお届けしましたが、動画にもあるように実はその後もイベントは続きます。

田植えでいっぱい体を動かした後は、お待ちかねのお昼ご飯の時間。
お腹を空かせた一同はロープウェイにのり湯沢高原へとやってきました。
お昼のメニューは、ここでもやっぱりお米。笑
広い自然の中にレジャーシートを敷いて、お米1合分でできた現地の名物「爆弾おにぎり」を食します。
顔ほどの大きさのおにぎりに思い切りかぶりつき、おいしいお米を味わいました。

「おにぎりにかぶりつく子どもたち(23年5月)」

やっぱり日本人にとってなじみ深く、みんな大好きなお米。
それは子どもたちも同じようで、おいしそうにおにぎりをほおばる姿はとても幸せそうにみえました。
(お昼が遅くなってしまったので単純にお腹がめちゃくちゃ空いていたからというのもあると思いますが、、ごめん。笑)

ただ、こうしてお米を食べることも、”ピープル農場”の「お米についてもっと知りたい!」という活動の一環かなと。
青空教室のときに、農家の高野さんからは「いろいろな種類のお米をいっぱい食べてみて」というお言葉もありました。
個人的には田植えからお米を味わうところまでを通して、お米が最初よりももっと好きになった気がします。
そしてこれからはもっとお米が食べたくなりました。
子どもたちにも、食育とまで大げさには言えないかもしれませんが、食べることでなにか感じてくれたことがあったらうれしいなと思います。

そして食事を終えたら、最後はお楽しみタイム。
湯沢高原の自然の中、各々アクティビティや遊びを満喫します。
子どもたちは疲れることを知らず、最後まで全力!
子どもたち同士はほぼ初対面でしたが、一日を通して少し友情が芽生えた様子。
みんなで同じ遊具で遊ぶシーンがとても印象的でした。

「ブランコで一緒に遊ぶ子どもたち(23年5月)」

田んぼと子ども

今回の田植えイベントの中で子どもたちはいろいろな表情や姿をみせてくれました。
一日を通して成長を感じたシーンもたくさんありました。
改めて子どもたちのもつエネルギーは偉大だなということを感じましたし、そのエネルギーを発散させてあげることはとても大切だなと実感しました。

初めて子どもたちを巻き込んだ形で”ピープル農場”でイベントをしてみましたが、「田んぼと子ども」とても相性がいいような気がします。
しかもただの田植え体験ではなく、それがおもちゃを作ることにつながるというのは他では得られない価値かなと思います。

今回”お米のおもちゃ”の原料となるお米を植えたわけですが、田植えをした子どもたちの中には、赤ちゃんのころに”お米のおもちゃ”で遊んでいた子も。
”お米のおもちゃ”自体は10年以上発売している商品なので、実は結構歴史があるんです。

「”お米のおもちゃ”で遊んでいた赤ちゃんのころ(13年2月)」
「10年後に”お米のおもちゃ”を作る体験を(23年5月)」

赤ちゃんのころ無我夢中に遊んでいたおもちゃ。
大きくなって今度はそれを作る体験をすることに。
そしてそこからできたおもちゃでまた次の世代の赤ちゃんが遊んでいく。
このように子どもたちの中で受け継がれていくような流れを生み出せるのは、”ピープル農場”ならではだと思っています。

例えば、これから生まれてくる弟や妹のために子どもが一生懸命植えたお米がおもちゃになって、生まれたときにプレゼントできる、とか。
そんな思いのこもったおもちゃ作りが”ピープル農場”ならできると考えています。

ゆくゆくはたくさんの人が参加できる形にしたいと思っていますので、この素敵な体験をいつかみなさんにも味わっていただきたいですね。

田んぼのそれから

田植えから約2か月がたち、現地から”ピープル農場”の稲たちの様子が送られてきました。

「立派に育った”ピープル農場”(23年7月)」

一面ほぼすべて手植えした稲たちですが、一生懸命思いを込めて植えたおかげか、みんな立派に育っています!
このまま順調に育てば、9月の末ごろには収穫の時期を迎え、来年にはおもちゃへと生まれ変わります。
これからも成長が楽しみですね!

ちなみに、前回「北陸193号」という工業米を使ったことをお伝えしましたが、なんとこの品種、工業米でありながら食べてもおいしいといううわさが。
もし機会があれば、収穫したお米少し食べてみたいなと、そこも密かに楽しみなところです。

実は、収穫の時期にはまたしても子どもたちと一緒に体験イベントを行う予定でして、そちらの様子もまたこのnoteでお伝えできればと思いますので、みなさまもお楽しみにしていただけると嬉しいです。

というわけで全3回にわたって田植え体験イベントについてお届けしてきましたが、ここまでで以上となります!
お読みいただいた方本当にありがとうございます!

これからも”ピープル農場”では「お米についてもっと知りたい!」という思いのもと、いろいろな活動をしていきたい、もっとたくさんの人を巻き込みたいと考えております。
引き続き活動の内容はこちらから発信していきますので、また読んでいただけたら幸いです。
それではまた!

「苗から”お米のおもちゃ”へと(23年5月)」


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