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展示会における「壁面グラフィックデザイン」の手法
今回の事例は、2024年4月24日~26日まで東京ビッグサイトで開催されたJAPAN IT WEEKでのブースデザイン。本記事では、壁面のグラフィックデザインの考え方についてお伝えいたしましょう。
空間系のグラフィックデザイン一言に「グラフィックデザイン」と言っても、平面でのグラフィックデザインと、空間系でのグラフィックデザインでは考え方が多少異なります。また、同じ空間系のグラフィックデザインで
2050年に展示会の「木材廃棄量」をゼロにする試み / JAPANSHOPに試験設置を行って
3月12日から15日に開催されたJAPANSHOPにて、木材を使用せず、従来の木工ブースとほぼ同じ形状製作が可能な「再生板紙構法」によるブースを試験製作し発表を行いました。
展示会ブースデザインという仕事に携わっていると、毎週にようにビッグサイトで設営→撤去という状況を繰り返しており、撤去時には大量の廃棄物を、会場内で見ることになります。出展社の方の成功が最優先とは言え、このままでいいのだろうか
「展示会リーフレット」の考え方/ギフトショー石川県ブース:9/6-8
9月6日から東京ビッグサイトにてギフトショーが始まります。
当社は今年も石川県ブースのブースデザイン及び各種サポートを行っています。ブースデザインはここ数年のレイアウトを踏襲。今回の小間位置(西2ホール)に合わせて、若干のレイアウト調整を行っています。
さて、今回はその展示会で配布するリーフレットのデザインの考え方についてお話ししようと思います。
展示会リーフレットに持たせた2つの役割昨年から
展示会/「シンプルブース」が集客に成功する理由 | 「戦略的シンプル」と「シンプル」の違いとは?
展示会に携わる経験年数が多い方ほど、「ブースは目立つように。形状は派手な方がいい」、そう思われる方も多いかもしれません。
そんな方から見ると、当社のブースはとにかくシンプルで、「こんなブースデザインで来場者が集まるわけがない」、とそう思われるかもしれません。
今回は、そんな「シンプルブース」の話をします。
本稿のポイントは、「ただのシンプル」と「戦略的なシンプル」は異なる、というものです。その
展示会ブース専門の「空間デザイン会社」/その特徴とは?
本稿では、展示会ブース専門の空間デザイン会社として、少々当社のことをお話しさせてください。
当社は展示会ブースのデザインに特化した「空間デザイン会社」です。以前の記事でお伝えさせていただいたのですが、ブースをつくる会社の多くが「設営会社」や「代理店」であるため、どの組織も大抵の場合、デザイナーは内部に抱えるか外注をしており、当社のような「ブースデザインを主体としたデザイン会社」は業界的には珍しい存
「展示会集客の手法」を話す「3種の専門家」/その違いは?
東京ビッグサイトなどで開催されている展示会。
その「展示会」において「どのようにして結果が出る出展にするか」、このテーマについてお話している方、についてお話しようと思います。
現在、「展示会集客に関する書籍」は他の分野に比べて決して多いとは言えませんが、それでもいくつかは出版されています。
また、書籍こそ出ていませんが、いくつかの分野の方が、展示会集客について日常的にお話をされています。
今回は、
JAPANSHOP2023/IDMブース/スーパーペンギン解説動画
今回の動画は、2023年3月に開催されたJAPANSHOP内にあった「IDMブース」の解説動画です。
このJAPANSHOP、IDMブースには、日本全国から26の企業が参加。商空間に関わる素材を展示しています。このIDMの総合プロデュースを私の方で担当させていただきました。ブースの場所はJAPANSHOPの会場入口から入ってすぐ。入口目の前だから、来場者が集まって当然。なのですが、実は展示会ブース