十和田神社の散策 ~御朱印をもらうと同時に涼んできた~
みなさん、こんにちは。
今回は十和田神社の散策です。
猛暑日が続いた8月「どっかで涼みたいな~」と思っていたら、
昔行ったことがある「奥入瀬渓流」が涼しかったのを思い出しました。
「そうだ 十和田神社、行こう」
ということで、避暑地へレッツゴーです。
今回も最後まで読んでいただけると、うれしいです。
十和田神社について
十和田神社は十和田湖休屋に鎮座する神社です。
十和田湖は青森県内のレジャースポットの一つで、遊覧船乗り場やキャンプ場と言ったアウトドア好きが集まる観光地です。
そのため、夏休みシーズンは多くの観光客がいました。
十和田神社のはじまりは二つの説があります。
一つは大同二年(807年)の春、征夷大将軍の坂上田村麻呂が日本武尊を祀るため創建した説。
創建したものの、延喜十五年(915年)に八甲田山の大噴火より焼失。
健武元年(1333年)北畠顕家の奥州下向に従ってきた南部氏が甲斐の国・白鳥の宮の祭神(日本武尊)の分霊を勧請し、再興しました。
山伏の修行の場であり、明治の神仏分離までは東北地方に伝わる水神信仰の象徴であったといわれています。
もう一つは南祖坊の伝説が関わる説。
南祖坊の伝説は以下の通りです。
勝利した南祖坊は十和田湖へ入寂し、龍へと姿を変え「青龍大権現」として祀られるようになったと言う説です。
このように神話のような逸話がある神社です。
境内散策
十和田神社へGO
鳥居前にさっそく不穏なものが…
参道は苔やシダ植物といった水源が豊かではないと生息できない植物が生い茂っており、避暑地にきたことを実感しました。
第二鳥居をくぐります。
手水舎は日陰に設置されており、見ているだけで涼しかった。
ここで顔を洗いたいと思ったが、ぐっと我慢…
狛犬が並ぶ鳥居をくぐり、拝殿へ向かいます。
拝殿は渋い木造で、とても歴史を感じさせる姿です。
本殿は、南祖坊の伝説に出てくる鉄の草鞋らしき物を発見。
本殿の隣は、熊野神社と稲荷神社がありました。
占場について
十和田神社は占場と呼ばる所があります。
神社から山中へ入り、頂から鉄の梯子で降りた所にあり、吉凶を占う所として信仰があります。
占いについては
お金やお米を白紙にひねったもの。また、宮司が神前に供えて祈念をこらした「おより紙」を湖に投げ入れる。
願いが叶う時は、水底に引き込まれるように沈む。
叶わない時は、浮いたまま波にさらわれ沖へ流される。
と言われています。
しかし、現在は梯子の老朽化で通行禁止になっているため、占い場に行くことができません。
そのため占う時は、
「乙女の像」の前に広がる御前ヶ浜で占う。
自宅のお風呂や洗面台で占う。
この2つの方法で運試しができるそうです。
(おより紙は社務所で買えます。)
十和田湖周辺の散策
参拝後、乙女の像を見るため御前ヶ浜に行きます。
この道もシダ植物などで生い茂っており、水源の豊かさを感じました。
御前ヶ浜へ到着。
乙女の像は彫刻家の高村光太郎の作品です。
十和田湖国立公園指定15周年を記念して、昭和28年に建てられました。
「開運の小道」と呼ばれる道があります。
十和田湖が霊山と呼ばれていた時代、修験者たちが修行を行っていた6つの修験窟があり、現在は天地諸神の神を祀っています。
この6ヶ所を結ぶ道を、開運の小道と呼ばれています。
御朱印
中央に大きく「青龍」と描かれており、他の神社では見かけない御朱印でした。
参拝は、クマ除けよりも、虫除けを
十和田神社は予想通り、涼しく猛暑日の避暑地にピッタリでした。
しかし…
虫がまぁまぁ多かった!
でかいアブや蜂がブンブン飛んでて、散策中少し怖い思いをしました。
これから涼しくなり、スズメバチが活発に動き回る時期になります。
秋の参拝も虫除けが必要だなと思いました。
今回もここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、お昼ご飯はこれを食べた
お昼ご飯に「とちの茶屋」さんにお邪魔し、「にじます漬け丼」を食べました。
ニジマスはサケ科の魚のため、サーモンが好きな方にピッタリなご飯だと思いました。
私はサーモンが好きです!
…誰も聞いてないよ。