ケアとまちづくり 開かれた対話
ケアという言葉を聞いて、なにを想像するだろう
自分を大切にする文脈で使われるセルフケア
手入れを示すヘアケアやスキンケア
家ならハウスケアだし、車ならカーケア
広く社会へ浸透している言葉を思い浮かべる人もいれば、
看護ケアや介護の領域の日々実践されている行為という意味のケアや、ケアワーカー、ケアマネジャーといった職業にまつわる単語を連想する人もいると思う
幅の広さも奥行きもあるケアという言葉
使う人、文脈、分野が異なると、具体的な意味や定義も変わってくる
このまちに住む人たちは
このケアという言葉をどう捉えているのか
ローカルな視点でまちづくりと絡めながら
話してみたい!
まちづくりの仕掛け人
コミュニティデザイナーささきさとみさんと一緒に 白いハコ 駅前本棚で お店番の時間を使ってふわっと開催してみました
普段、私のお店番は暮らしの保健室という特性上
お店番報告を挙げずにいたのだが
今回は一応カイギってことで議事録としてシェア
ケア×まちカイギ
あらかじめ何となく決めていたのは以下
話の取り掛かりということで
まちづくりの仕掛け人 ささきさとみさんから他地区の事例をシェア
私は モバイル屋台の考察や
地方の街おこし系ZINEなどをシェア
シェアといっても適当に本棚前の大テーブルにざっくり置いて
ラフに手に取れるようにした
みんながどれに興味を持つのかをみる
たまたまなのか偶然なのか、
静岡県浜松市にゆかりのある参加者たちが揃ったタイミングがあり、浜松の事例をシェア
浜松まつりは都市まつりという特徴がある東京の天下祭りや京都の祇園祭のような神事祭礼としての祭と違って、市民発祥の祭なのだそうな
祭は地域コミュニティを育む大切な要素
コミュニティを
特定の人たちのためだけのものと考えずに
地域で暮らす人みんなを豊かにしていくものと捉えていて
そこの部分の根っこは、昔も今も同じことが言えるんだろう
地縁血縁を超えた新たな人のつながりを生み出したり、感謝と受容の社会とまちをつくる
これって地域活性化や郷土愛を育むとか、伝承というざっくりした意味もあるけれど 福祉に繋がっていくような要素もあって
ソーシャルグッドなケアのひとつなのかも
多摩区でだったら何ができる?
その気になれば市民発信で祭りも郷土史も作れるよね!
これも祭だよね
とか
あれ? 郷土史っていえばこれだよね
実際にこれらを作った人たち、参加した人たちと語れるのも嬉しい
多摩区のポテンシャルの高さよ
ランチ片手に続々かつ、ゆるゆると参加者が集まる
本棚に集ういつものメンバーだったり
はじめましての方もいる「何か地域で活動したいと思って♡」とお若い方も!
その行動力がすでに素敵
なんと0歳の赤ちゃんまでも!
多摩区や周辺地区のケアと親和性の高い活動や人物への考察や
助産師とセラピストの
愛のあるズバリ言うわよ♡もキレが良くとても心地よい
おさるちゃんたちからは、こんなワークショップやるのどう?
なんていうアイデア話も
地域のいろんな年代、いろんな人に挑戦してもらったら、どんな価値が提供できるかな?
あの年代の方は、どれくらい作業できるんだろう?と対象のことを考える 相手を慮るケア
ワークショップに取り組んで、成功体験をきっかけに新しい学び、気づきや生きがいに繋がりそうという
社会的処方に生かせそうなケア視点も
前回のnoteに続き 今回もシメに出てくるのが
ムラケンさんなのだ
ちょうど、近くにお住まいのコミュニティナースさんが来てくれていたので、
今後の活動展開のお話をしていた流れで気になっていたクラウドファンティングのお話しをした
(ムラケンさんはCAMPFIREのクラファンパートナー)
そういえば私自身も武蔵新城のプラスケア暮らしの保健室 社会的処方研究所にクラウドファンディングを通して毎月少額だが継続支援しているのをふと思い出す
住んでいる地区で展開されている地域ケアを応援したいという気持ちで推し活的な意味で継続している
クラウドファンディングって
資金調達だけではなく
繋がりと新しい価値を生み出すツールだな と
ムラケンさんと話しながら
ふんわりと考えたりする
敢えてケアという言葉の持つ広い意味を限定や定義せずにふわっとさせたことで
テーマが多彩に散りばめられる
年齢や性別、育った地域や職業など
垣根を超えたさまざまな立場の
人と人との対話
みんなの意見が双方向から混ざり合いつつも
多声的に響き合って新たな価値を生み出す
議論は完成させず、余白があることに意味がある
余白を関わりしろとして
それぞれが展開するまちづくりに活かしていきたい
あれ?アイスブレイクの卓球どこいった?
いやいや 必要ないな
場は充分に温まっている
敢えて完結しないところも良いのだ
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