見出し画像

Another-Take:『2024年映画ベスト20』

さて皆さま、昨年の映画の年間ベストは出ましたでしょうか?
𓃠N市の野良猫ペイザンヌです。

ボクも他のSNSでは31日、大晦日に上げたのですが、こちらnoteの方にもう一度綺麗にまとめさせて頂きますね。

【ベスト20】

第1位『哀れなるものたち』
これはもう自分の中では別格でした。2月公開でしたが揺れませんでしたね。そのまま走り抜けました!詳しい感想はタイトルをプッシュしてください⬆️

映画.com

第2位『陪審員2番』
ギュッとしまってとにかく飽きない、深い。
というかこの作品を評価とか批判とかできるわけがない。ただただ「🙇‍♂️観させて頂きました」──そんな思い。近いうちにこちらにも感想上げます。

映画.com

第2位『ホールドオーバーズ/置いてけぼりのホリディ』
「クリスマスの本質とは?」と「映画の本質とは?」を融合させた見せ方が最高でした。コレは1位にした方、ホント多かったですね!いずれこちらにも感想上げます。

映画.com

第4位『DUNE part2/砂の惑星』
とにもかくにも映像の美しさに完敗としか言いようがありませんね……『1』は年ベスに入れなかったのですが『2』は入れざるを得ないでしょ!て感じでしたね、いやホント。

映画.com

第5位『シビル・ウォー/アメリカ最後の日』
もう長いこと映画を観てますが、これまでにない「まさに体験」でした。銃を突きつけられた感覚てこんな感じなのかもな──に一番近い感覚でした。

映画.com

第6位『梟』
とにかく「ストーリーの妙」ってやつですね。2024年の映画を2文字で語れ──と言われたら「韓国」と上げてもいいくらい良作が多かった気がします。

映画.com

第7位『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』
『カール爺さんの空飛ぶ家』以来ですかね、開始10分ですでにボロ泣きしてた──というのもありますが、まさに鑑賞中、自分の人生と照らし合わせることが多く、主人公とともにずっと旅してる感覚でした。

映画.com

第8位『コット、はじまりの夏』
2位の『ホールドオーバーズ』もそうでしたが、2回ぶっ続けで観ました。そして話を知った上でもう一度観ると、どこ観ても泣けるというか映画としてパワーアップするのも『ホールドオーバーズ』と全く同じでしたね。

映画.com

第9位『ライド・オン』
これはもう今年最も劇場で泣いた作品なので仕方がないのです。ラストに……とかでなくずっと鼻すすってたのを覚えてます。総決算という言葉にふさわしい作品ですね。「ジャッキー、本当に今までありがとう」という感謝の気持ちしかないです。

映画.com

第10位『悪魔と夜ふかし』
カルト的面白さ満載というか、きちんと作り込まれてるんだけど、どこかしら安っぽいところも大好物でしたね。初めて観るのにどこか懐かしい、ノスタルジックさに負けました。深夜にTVで観たい。

映画.com

第11位『僕らの世界が交わるまで』
「有名になりたいだけ」なのか「何かを伝えたい」のか?
「親切をしたいのか?」「自己満がしたいだけ」なのか?
その辺りの個人的ミクロと世界的マクロの価値観がピタッとはまった作品でした。原題の「君が世界を救うのをやめる時」というのが最後にキいてきます。

映画.com

第12位『ヒットマン』
一転二転三転と、話の転がり方が凄く好みでした。おそらくこれを「う〜ん」と思う人は最後が納得いかないというか「それでええんか?」て人が多いと思いますね。あのシニカルさも込みで、いいなと思えるかどうかでしょうね。

映画.com

第13位『パスト ライブス/再会』
前々回、
『フル・モンティ』の時にも書きましたが「え?まさかもう終わり?」という、映画を観てる「体感速度」がとにかく速かった作品です。女性ってこんなこと意識下で考えながら恋愛してるんだ……と女性ですら少し気付かされる映画ではないかなとも思いました。うまく「言語化」してるなぁと。男の「未練たらしさ」に共感した男性も多い気がします😂

映画.com

第14位『ビニール・ハウス』
個人的に「とにかく早く劇場から出たかった」イヤ〜な映画でした。マジで。だからこそ強烈に残ったとも言えますね。
終わったときの「解放された」感がハンパなかったです。
「怖い」とか「キツい」とかでなく「なんかイヤ」w

映画.com

第15位『バティモン5/望まれざる者』
”怒りのカタルシス解放“というのか、積み重ねられて積み重ねられて「うがーー!」となる不思議な心地よさがあったんですよね。
「そうだ、やっちまえ!こんなん暴れて当然だろ!」と思わされた時点で負けを悟った作品でした。ボクは好き。
一応「架空の町」が舞台なのでリアルな「貧困差別ファンタジー」みたいで、なんかヘンな感覚だった……

映画.com

第16位『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
これもえらく面白かったんですが、ごめんなさい「どのへんが面白かったんだっけ?」とちょっと忘れかけてきてます。
ただテーマ的に『鑑定士と顔のない依頼人』を観た時のあの面白さだわ──と思ったのは覚えてます。もう一度、見直してまたここに上げたいですね。

映画.com

第17位『フュリオサ/マッドマックス』
こちらは内容的には先日Xで感想書いたばかりなので、割愛しますが……まあ、とにかくいいんです、アニャが出てりゃなんでもw
ボクにだってそういうエコ贔屓なオタク面はありますww

映画.com

第18位『貴公子』
Xで感想書いた時は『コカイン・ベア』と比べてしまいましたが、そういう突拍子もなさというか、どこかハチャメチャなんだけど一本筋が通ってるというか──大好きですね、こういうの。
おそらくいま最も『2』を待ち焦がれてる作品です。ボクだったらこうするなぁ、こうしたいなぁ、こうなってほしいなぁ……て妄想が止まりません。

映画.com

第19位『BLUE/君は大丈夫』
これも観る前はちょっと舐めてたというか、まさかあれほど泣かされるとは思ってませんでしたからね。
こちらはnoteでも上げてますのでよろしければタイトルをクリックしてくださいませ。

映画.com

第20位『エイリアン/ロムルス』
コレも本家のリドリー・スコットが監督した『プロメテウス』や『エイリアン・コヴェナント』がやや錯綜し始めてたので、「ちょっとオレさ〜とりあえずシリーズ全部まとみたからさ〜、これ観てもう一回いろいろ考えてみいへん?」とリドリー・スコット自身に問いかけてるようでした🤭
エイリアンの「酸の血」と「無重力」を掛け合わせた“あの場面”はめっちゃウマいなと思いましたね〜
思い付いた人も「コレや!」って思っただろうな〜

映画.com


特別枠『オッペンハイマー』
衝撃的ではあったものの、長崎住みの自分としてはどうしても“映画の順位付け”としては出すことができず、特別枠にさせて頂きました。Xでは他ならぬこの『オッペンハイマー』で多くの方にポストを読んでもらえたのは、昨年の思い出深いことの一つです……

映画.com


特別枠『ソウルフル・ワールド』
記憶が正しければコロナ禍などで今年が初めての劇場公開だった気がするのですが、2024年の作品ではないのではずしておきました。今年の製作作品なら4位くらいに入れてるんじゃないかな?──くらい良かったですね。

映画.com



さて、ワースト発表の前に念の為X(旧Twitter)で呟いたこちらを貼っておきます……

【ワースト3】
第1位『ザ・ウォッチャーズ』
上のポストにもありますが、まさにこの作品もそうですね。シャマランの娘さんが監督……彼女への“愛着”と“これからの期待”を込めて「あえて」映えある1位にさせて頂きました🙏好きな方スミマセン!逆に次作が楽しみな監督さんなのです。

映画.com

第2位『FEAST/狂宴』
こ〜れ〜は〜、前半は良かったのですがあまりにも思ってたのと違ったなというか、面食らったというか……
ポスターや宣伝の仕方にも問題あった気がしますね。まるでもっとドギツイものでも見せられるのかな?──と思ってたら……
宗教的な要素が強めでしたね。「こういう映画なんだよ」とわかってもう一度観たらまた違うのかもしれませんが😅

映画.com

第3位『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』
ラッセル・クロウの監督作品、そして主演……なのですが、これは劇場でちょっと後半“無”になってたかもしれませんね😅
「今日何食おうかな」とか考えてた気がします😂
これもカードやトリックといったものかと思いきや……という感じでした。

映画.com

まあ、もうひとつ言っておきますとボクは幸か不幸か「いや〜つまらなかった(自分に合わなかった)な〜しかし!」というのも楽しめるというのか、それもまたひとつの映画の面白さ、「なぜつまらないと思ったんだろう?」ということを考えるきっかけになるので一向に構わないのですけどね😁
どんな映画を観ても「腹が立つ」ということはないしましてや「金返せ」などとは口が裂けても言うことはないです。

さて、いかがだったでしょうか?
共感、または反論などもあるでしょうがあくまで個人的なベスト・ワーストなのでお気になさらぬよう。

映画に点数を付けるのは個人的には嫌なのでしませんが、まあ年イチのイベントみたいなものだし順位くらいだったら形だけでも付けてみていいかなと思って選別してみました。

昨年は豊作でしたし、ぶっちゃけ3位以下なんて微差も微差、だって20位の『エイリアン/ロムルス』だって、いや、なんならここには入ってない『落下の解剖学』や『瞳を閉じて』『関心領域』だって「めっちゃ面白かった!」と興奮してましたからね。そう遡っていただければお分かりいただけるかと。選びきれんです~

ではまた次回に!
今年もよき映画ライフを👋

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集