t-Aceから学んだうつ病と向き合う方法
こんにちは。
26歳、うつ病の生き様 ペイです。
以前、僕をうつの地獄から救ってくれた人として玉置浩二さんについての記事を執筆しました。
この記事です。
まだ読んでない方は、是非こちらから読んでもらえると嬉しいです。
今回はまた別の人で、うつに対する考え方など多大な影響をもたらしてくれた人のお話をしたいと思います。
ラッパーのt-Aceさんです。
若い年代の方なら、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
派手な金髪、左半身にびっしり入ったタトゥー。
自他共に認めるクズで、またの名を
”エロ神クズお”
といいます。(強烈ですね。笑)
こんなことを言ってはいけないと思いますが、すごく好き嫌いが分かれそうなアーティストですよね。
僕も正直、昔はあまり好きではありませんでした。
彼の見た目や行動など表面的なところだけで判断して、なんとなく好きになれないなあと思っていました。
曲もしっかりと聴いたことはなかったです。
”エロ神クズお”の裏に隠された過去のドン底
3年前に僕がうつになって、本当に辛かった時。
なんとなくネットで、うつ病を経験した有名人を調べていたんです。
岡村隆史、ドウェイン・ジョンソン、イニエスタ、、、
調べただけでも数多くの有名な方が、うつ病を経験し今でも治療していたり、乗り越えて寛解しているんだなと驚いた記憶があります。
その多くの有名人の中に、t-Aceの名前を発見したんです。
『え?あんなに人生楽しそうなのに。悩みあるんか?』
率直にそんなことを思いました。
これはなんかのミスやろと思い、
t-Ace うつ病 で、検索をしてみたんです。
そこには、彼の笑顔の裏に隠された衝撃的な過去が記載されていました。
さらに
まさに、衝撃。
ここまで壮絶という言葉がしっくりくる人生も、なかなか無い。
その後、彼は「10年前」という曲をリリースしています。
この曲の歌詞に
” 安定剤 酒で流し込んでた
パニックうつ病 死にたい日も続いた
女はみんなあっという間離れた
戻りたくなんてねえ10年前 ”
” 10年前 10年前
あの頃今まで生きてると思ってない ”
という歌詞があります。
このことから、この曲をリリースした10年ほど前に彼がうつ病やパニック障害で苦しんでいたことが分かります。(薬を酒で流し込むことは絶対にやめましょう。)
クズを隠さない。等身大の自分をさらけだすこと。
数多くの絶望を経験してきたt-Aceさん。
そんな彼は、ふと、「もうどうにでもなれ。」と思えたと言います。
このどうにでもなれは、ポジティブな要素が強いです。
下記のインタビューでは、彼のこれまでの変遷について語られています。
「もう気にすんのやめよって。
生きていく上で、余計なネガティブな感情を捨てたら、こうなった。」
最悪なことばっかりだったけど、生きることは諦めない。
その上で、自分を隠さずに堂々と生きることを決めたt-Aceさん。
すぐに真似はできないかもしれないけど、彼の見た目とは裏腹な生きる姿勢にとても感動したこと、勇気をもらったことを覚えています。
そんな僕は、今は仕事も辞めてしまい、体調にも波がある。
世間から見れば、ただのうつ病ニート。
でも、僕なりの”うつ病を隠さない”を実践したら、とても生きやすくなった。
これから自分がどう稼いでどう生きていくかなんて、分からない。
ただ真髄として、
”自分をさらけだす。弱みを隠さない。”
このt-Aceさんから学んだことだけは、しっかりと意識して生きていきたいです。
皆さんに届けたい、t-Aceさんの曲
最後に、t-Aceさんのおすすめの1曲を一部歌詞とともに紹介して終わりにしたいと思います。
やめちゃえばいーじゃん
” そんなに嫌なら辞めちゃえばいーじゃん?
居場所ソコだけじゃないじゃん?
そんなに嫌なら辞めちゃえばいーじゃん?
コケる心配ばっかじゃハゲそうじゃん? ”
” 嫌いな奴といるヒマねえ
ラインは返さない 悪いとは思ってない
ウザい場所にもいるヒマねえ ”
” 根性だけじゃ人生ちとダリーな ”
では!
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