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切貼民話@山梨県甲府市「天津司舞」
今日も切り貼っていきましょう🎶
切貼民話師のゆーだいです。
今回は「天津司舞」が行われる山梨県甲府市の天津司神社・諏訪神社周辺の切貼民話を紹介します。
「天津司舞」とは?
はじめに「天津司舞」について紹介します。
【概要】 天津司舞 甲府市小瀬町の天津司神社の九体の人形が、隣の下鍛冶屋町諏訪神社にお成りになり、幕を張った「御舟」と呼ばれる舞台の中で人形たちが舞うという祭りが執り行われる。 この古典神事芸能は、人形浄瑠璃の由来を示す古式ゆかしい貴重な文化遺産とされ、国の重要民俗文化財に指定されている。
今年4月、実際に天津司舞を見ることができました。当時はまだ切貼民話を行なっていませんでしたが、ゆったりとした笛の音色に合わせた動きと激しい「お狂い」を交互に繰り返しながら9体の人形たちが舞う姿にすっかり魅せられました。
天津司神社周辺をフィールドワーク
そんな天津司舞が行われる天津司神社・諏訪神社周辺をフィールドワーク。2つの神社を結ぶ御幸の道中には小瀬スポーツ公園があります。野球やストリートバスケなどで賑わう公園内を人形=神様たちが通る様はなんだか不思議でしたが、過去と現在、想像と現実との境が曖昧になったような感覚を覚えました。
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フィールドワークを通してピンときた物があったら撮影していきます。
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他にも様々なる素材が集まり、それらを切り貼りして〝コラー獣〟たちを創っていきます。
天津司神社・諏訪神社周辺の〝コラー獣〟と切貼民話
今回の天津司神社のフィールドワークから、3体の〝コラー獣〟が生まれました。それぞれの物語=切貼民話とともに紹介します。
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もちろん全てフィクションではありますが、既存の民話に出てくる要素や実際にその場所にある物を切り貼りして新たなものを生み出すぷらせは毎回わくわくします✨ちなみに、この中では「舞い烏」が気に入ってます。
まとめ
人形を使って行う珍しい神事であり、日本最古の人形芝居とも言われる「天津司舞」。御幸や舞で演奏される笛のメロディが今でも耳と心に響いています。毎年4月の第一日曜日に行われるそうなので、ぜひまた訪れたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました☺️