読書のスタイル
今、読んでいるのは日系カナダ人作家(といってもこの人はちゃんとしたお仕事があり、フルタイムの作家ではない)マーク・サカモト氏による"Forgiveness”。日本人の祖父母とカナダ人の祖父母をもつ彼の、両方の祖父母、そしてお互いを敵として戦った第二次世界大戦のメモワール。
戦争ものは個人的には好きではないのですが、これは今年Canada Readsというコンテストで優勝した作品で、日系カナダ人作家がこのように注目を浴びることは少ないので、手に取ってみました。戦時中の日本人の強制収容などが描かれています。
昨日収録したポッドキャストで、読書の話になりました(ポッドキャストホストの美香さんも私も本好き)。私の場合、本を読む時、何をゴールにしているかというと、とにかく最後のページまで辿り着きたい、結末を知りたいというのがいちばんです。なので、風景描写などが延々と続く本だとあまり頭にいれずに先を急いでつらっと読んでしまう、情緒無いリーダーです。
結末が気になるので、前評判の良い本や、「超おすすめ」された本の結末に納得がいかないと、かなり落ち込みます。
今、ポッドキャストにて夏休みの課題図書を募集しています。みんなでひとつ本を選んで、一緒に読み進められたらと思っています。8月10日が締め切りなので、推薦図書があるかた、参加したい方はお知らせ下さい。
私からの推薦は、カナダ人作家マーガレット・アトウッドによるディストピア小説、「侍女の物語」。30年くらい前に出版された本ですが、現代でも充分通じる怖さ。Huluでドラマ化され、主役はMad Men マッドメンのペギー役で有名になったエリザベス・モスです。
興味のある方はぜひご参加ください。
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