襲ってくる感情に理由をつけない
説明できないことがあってもいい
普段過ごしていると
「なんとなく〜」とか「説明できないけど〜」のような、言葉ではなんとも表現しづらい感覚を持つことがある。
作品に触れて生まれるその感覚
人と関わって生まれるその感覚
機嫌だってそのひとつだ。
何かあったわけではないのに涙が出てくる
しきりに心がザワつく、謎の空虚感
その感覚(感情)一つひとつに、わざわざ理由をつけなくてもいいのかなと、最近ふと思った。
その感覚に対する捉え方を変えてみる
突然嵐が来てしばらくすると去っていくように
「ああ、またこの感覚がやってきた。でもしばらくすれば去っていくだろうから、今はただ気長に待ってるかあ…」くらいに。
それは、自分の気持ちを手で握ってるのではなく、心で受け止めるでもなく、一時的に隣に座ってるだけ。乗車して隣に座ってきたけど、降りる駅に到着したら、「それ」は勝手に降りていく。だから、それまでの辛抱。そんな感覚…
でもいざ私がまたその感覚に襲われたら、そう考えることが難しいから、再び悩むのだろう。自分の感情は一番私の近くにいるはずのに、30年間寄り添ってきても、いまだになかなか分かり合えない。