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一人でファスティングに行ってみた。

ファスティングに興味があると話をするとストイックだね〜・意識高いね〜・え!?やる意味が分からん!といった、微妙な反応をされる事がある。
ストイックがどうかは人それぞれだが、好奇心旺盛な人が多い気がする。

今回私は、山の上にあるファスティングお宿にて2泊3日のプログラムに参加した。参加目的は好奇心と内臓を休めたかった事。参加者は私を含めて8名、その内リピーターの方が3名。


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車や信号の音が当たり前に聞こえる環境で暮らしていると、別世界に来たようだった。毎日ここで過ごしたら、野生の感が研ぎ澄まされそう。

世俗での私は、名前とか属性とか、色々なものが付属しているが、カエルや鳥にとっては、そんな事どうでも良い。何だか相手にもされない感じが清々しく嬉しく感じた。

ファスティング期間は2日間。固形物は摂らず、酵素ドリンクのみで過ごす。
以前自己流で準備食もせず、1日中お味噌汁だけで過ごしたら、翌朝体に力が入らず起き上がれなくなった。よく調べず自己流で試すのは絶対にお勧めしない。

今回宿泊した施設には、ハンモックがあった。風通しの良い畳のお部屋。夕暮れ時にこの部屋で目をつぶると、幼少期におばあちゃんちで過ごした夏を思い出した。

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最終日の回復食で出た、お粥と具なし味噌汁。2日も食べていないと大ご馳走。

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2日間やってみた感想
・結構な頻度でドリンクを摂取するので、空腹感はほとんど感じなかった。
・体より心が「あの味が恋しい…」と食べ物を欲する。
・低血圧で朝が苦手だけど、すっきり目が覚めた。
・お腹が凹んだ。
・頭がすっきりする。


私が参加した宿泊型のプログラムは、何よりも人と関われる事が魅力だと感じた。普段の生活圏内から離れると、関わる人も変わって新鮮で楽しい。
スタッフさん達や、参加者の方とのちょっとしたコミュニケーションがファスティング中の楽しみや精神的な息抜きになった。

もし興味のある方がいたら、『やってみたら案外大丈夫だよ!』と言いたい。男性の参加者の方も、お腹が空かないのが不思議だなぁ〜と言っていた。

ゆったり穏やかな非日常を味わえたファスティング体験だった。











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