短文エッセイ集
断髪令1
今、自分至上最も髪が長い。髪を切らなければと思いつつも、面倒くさい。高校生の頃から通っていた美容院に毎回行っていた。しかし、その美容院は去年くらいに移転になった。適当に予約して「前みたいな感じで」それで済む美容院は楽で良かった。新しい美容院に行くと、いちいち説明しないといけないし、落ち着かない。僕が美容院に求めることは、そこそこの技術、美容師が暇してる、必要最低限の会話、安さ、近さだ。美容師の技術なんて可もなく不可もないくらいが丁度いい。そして、いつ見ても予約が取れるあまり人気のない暇してる美容師がいい。さらに、プライベートなことをあまり聞いてこず必要最低限の会話だけする美容師がいい。そこに安さと近さが備われば最強の美容院だ。この条件を全て満たしていた以前の美容院が恋しいわけだが、そろそろ先に進まなければ。定着先を探そう
断髪令2
いや、そもそも髪の毛を切りに行くのすら面倒くさい。しかしながら男の長髪はマイノリティだ。社会では、少なくとも就活においては暗黙の了解的にナシだろう。多様性と連呼してるくせに、そこらへんの認識は変わらない。そもそも、いつから男は短髪になったのか。多分結構前から短髪は、短髪だ。結っていたからな。しかし、ほどけば長髪だ。ただ、おそらく、結ってない長髪はマナー?的にナシだったんだろう。少なくとも、ある程度の地位がある人達は。ある意味髪型というのは社会的地位を表していたのかもしれない。地位が低い人とか、浪人とかの髪型はだらしない印象だ。明治初期の断髪例によってチョンマゲは順次廃止され、西洋風の髪型が主流となった。その流れで現代に至る。明治政府がちょんまげ廃止にしなかったら校則に男はちょんまげとかあったのかな。
ちょい遅れた初詣
先日、神社に行ってきた。正月参拝のピークは過ぎて、参拝客が少なかった。手を清めて賽銭を投げる。おみくじは買わず、お守りを買った。買うという表現は良くないらしいから言い換えよう。お金を納め授与してもらった。おそらく大学受験前に行ったきりの初詣だ。都合のいい人間で申し訳ないと思いつつ、神様にはお守り料金をいつもより多く納めたので許してもらいたい。余談だが、お願い事をする時に名前と住所を言ったほうがいいと言われた。神様の前では正直な良い子になるので、名前も住所も伝えた。帰り道、神様って現代の行政区画知らないでしょとか思ったりもした。仮にそれすらも理解しているとしたら、参拝者がどこに住んでいるのかなんて余裕で分かりそうなものだ。しかし、ここは触らぬ神に祟りなしだ。
通販
多くの人がアマゾンやら楽天やらの通販を利用したことがあると思う。自分は普段アマゾンを使う。しかし、ごく稀にYahoo!ショッピングを使うのだ。この通販サイト、クーポンと商品券がたまに貰えて商品をものすごく安価で購入できる。マジで使ってみてほしい。先程、この通販サイトである商品をクーポン割引で購入した。その後、プロフィール画面をみると1000円オフの商品券があった。いつ、どうやって入手したか分からない商品券。カバン、財布、ガジェット。んー無料で貰えるならば欲しいけれど…って感じだ。結果的に1000円の商品券で米を買った。約1kgが無料だ。