古代文字アート『許』
甲骨文字『許』
Forgiveness
古代の人々は神に許しを乞い
神は糸玉に降りて、風を吹かせ
鈴の音を振り撒くように
許しのエネルギーで人々を包んだ
神は罰を与えるのではなく
寛容さで全てを包み
何かを正そうとはせず
ただただ、存在のあるがままを
見つめるだけ。
許しとは、そういう眼差しに
晒された時に、内側で
起きるカタルシス。
書きながら、僅かに波立っていた
私の中の怒りが鎮まり
全体に溶けていった。
文字を書くことは
そこに秘められたエネルギーを
受取り、消化することなのだと
気がついた。
今年一年のあらゆる喜怒哀楽を
この丸の中に放り込んで
溶かした年の瀬の午後。
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