2学期目振り返り〜授業編Vol.2〜
このnoteでは選択科目で履修した「Peacekeeping and Peacebuilding」という授業について振り返っていきたいと思います!
Peacekeeping and Peacebuilding
ブラッドフォード大学に願書を出す際に書いた志望理由書で私は「貴校のPeacekeeping and Peacebuildingという授業を受けたい!だからブラッドフォード大学に入学したいんだ!」と書いたほど、この授業を聞きたくて、とても楽しみにしていました。
担当する先生は4人。基本は1人の教授が大部分を賄いますが、トピックによって他の3人の先生が担当します。
課題は、1200字のグループレポート(評価割合15%)と3400字のエッセイ(85%)。
この授業では暴力的紛争を経験し、その紛争から脱却過程にある国を中心に、その国の平和維持・平和構築の必要性やそのプロジェクト策定の評価などについて学びます。
国連をはじめとする平和構築のガイドラインの歴史やその概念を批判的な観点から検討し、分析します。
この授業で1番興味深かったのは、「Disarmament, Demobilization and Reintegration (DDR)」。
このトピックについて学びたくて、この授業を受けたかったので、やはり1番テンションか上がりました。
留学する前から、このDDRについて文献を読んでいたので事前知識はありましたが、より丁寧な授業により更に理解が深まったと思います。
DDRプロジェクトの歴史と未来におけるチャレンジと機会についてはもちろん、国連とNGOがやることでの違い、そして長年国際協力分野に関わってきた教授だからこそ持つ視点を知れたのは、とても興味深かったです。
授業の全体的な感想
やはり、学びたかった内容ばかりだったため、論文を読むのも課題に取り組むのもとても楽しかったです。この課題だけは辛くなかった笑
内容は1学期で学んだ “Security and Development in Fragile and Conflict-Affected Areas”とかぶる部分もあります。
しかも同じ教授なので、この話前にも聞いたな…と思うこともしばしばありましたが、平和構築というより狭い観点から話しているので、退屈はしませんでしたし、既に頭にある知識のおかげで理解がしやすかったです。
この教授は基本、聞くだけ形式の授業が多いのですが、他の担当の先生もいる時はディスカッションも行われていて、能動的に参加することができました。
課題の面では、グループレポートを提出すれば良いはずなのに、そのレポートに関するグループプレゼン(しかも5分だけ)もやるよう言われました。評価には入らないこのプレゼン、一体何のためにやるんだ…と思っていましたが、教授からのフィードバックを基にレポート提出期限前に修正ができて更に良い評価に繋げることができます。
プレゼンやらなければ、そもそもレポート受け付けないとか言われましたけどね…このいっそがしい学期末にやること増やすなとかも思いました…笑
ですが、どの授業も全て興味範囲内だったので楽しく積極的に参加することができました。
ポストコンフリクトの平和構築・平和維持活動に興味を持っている人にはぜひお勧めしたい授業です!
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