【野のへらぶな釣り心整家】野のへらぶな釣りで心が整うと気付くきっかけとなった体験談(第2回:偵察・釣具店編)
アラフィフ責任世代のあなたへ
こんばんは。
今日の関東地方は
季節外れの蒸し暑さでしたね。
週明けから3日連続で在宅勤務。
一日のほとんどの時間を
狭くて薄暗い寝室の傍らの
机の前で過ごしているので
やや気が滅入ってきました。
そこで今日は現業を
早めに切り上げ
夕食を食べてから
ジムで運動をしてきました。
気持ち良い汗をかき
シャワーを浴びて
スッキリしたところで
この記事を書いています。
さて、前回は、
野のへらぶな釣りで心が整う
と気付くきっかけとなった
私の体験談を語る(第1回)
でした。
今回も、体験談の続きです。
野のへらぶな釣りで心が整うと気付くきっかけとなった体験談(続編)
1.「釣りをしているおじさん」情報が私の心に火をつけた
2015年9月、
当時小学校3年生だった娘から聞いた
遊覧船による「川巡り」参加報告。
その話の中で私の耳が捉えた
「釣りをしているおじさん」情報。
それまで私は
市内を流れる川のことなど
全く意識していませんでした。
しかし、私の「釣り」に対する
アンテナの感度は
かつて釣りをしていた頃から
16年を経ていたこの時も
変わっていなかったようです。
もう居てもたってもいられなくなり
話を聴いた翌週の週末
「例の釣り場」に娘を伴って
現場偵察に行きました。
この日はわずかに1人だけ
釣りをしている人がいたと記憶しています。
それも、どうやらへらぶなを
狙っている感じではありませんでした。
子供の頃から
釣り好きだった私には
初めて見るこの川の
緑がかった水の色
ゆっくりとした川の流れ方や
川岸に生える草の様子等から
少なくともフナやコイのような
淡水魚は生息していると感じました。
釣りをするにはまずは
最低限の道具とエサが必要です。
当時の私は、まだへらぶな釣りの道具は
何一つ持っていませんでした。
30年以上前の小学生の頃に買って貰った
「川釣り入門」という
子供向けの釣りの本で読んだ
ヘラブナ釣りの仕掛けの作り方を
おぼろげに覚えている程度。
自宅にあった、昔使っていた
川釣り用の道具や仕掛けを
持ってきたものの
ウキ、ハリ、板オモリといった
基本的な仕掛けを作るための
ものも無く
更にはへらぶな釣り専用の
エサも持っていませんでした。
これでは釣りたくても釣りが
始められない・・・。
困った私は、スマホの地図で
近隣にある釣具屋さんを探しました。
検索結果に出てきた、
釣り場から最も近い場所にある釣具店。
その釣具屋さんの店主さんとの
出会いによって
私はへらぶな釣りの「沼」に
はまっていくことになりました。
2.へらぶな釣り全盛期の話を聴く
私と娘が、看板も出ていない
この釣具店に恐る恐る入ると
店舗の奥が家の居間に
なっているようで
そこからやさしそうな
年配の女性が出てきました。
へらぶな釣りの道具とエサを
買いに来たことを私が説明すると
顔をほころばせて、何処にどんな商品が
あるかを教えてくれました。
私が初めてへらぶな釣りを
することを告げると
この女性は、
この辺りを流れる川では
かつて、多くの釣り人達が
へらぶな釣りを楽しんでいたと
教えてくれました。
しかし、最近はへらぶなが
釣れなくなってきたことで
ブームが去り
めっきりへらぶな釣りをする人が
居なくなってしまったと
少し寂しそうな様子でした。
この店は、この女性のご主人が
店主の頃から営業していたものの
今はこの女性が店主を引き継いでいるとの
ことでした。
この店には、昔へらぶな釣りをしていた
釣り人達が手放して売ったものか
非常に程度の良い中古のへらぶな釣り用の
竿やへら浮き、道具入れなどが数多く
陳列されていました。
私はそれらを見ているだけで
数十年前のへらぶな釣り人達の
姿が思い浮かび
この地域のへらぶな釣りの歴史に
想いを馳せました。
熟練の技で作られた
古い道具の数々を見ると
はやくへらぶな釣り専用の道具で
釣りをしてみたい!
と、気持ちが高揚していきました。
私が釣りをしようとしている川の
ポイントの事を店主に話したところ
「その場所では、今はもう、
へらぶなは釣れないと思いますよ」
と言われました。
まさかそんなことはないだろう。
一日釣りをしていれば
1枚くらいはへらぶなが間違って
釣れてくるんじゃないか?
と思いながら、この日はひとまず
エサとちょっとした仕掛けだけを
買って
先ほど偵察してきた釣り場に
戻りました。
さて、釣り場に着いてから
どんな状態になったのか?
この続きは、次回語らせて頂きます。
ここまで読んで頂き
ありがとうございました。