読書部会お疲れ様でした+時代劇について
今日は最近定期的に参加させていただいている読書部会でした。
毎回おすすめの本を用意しておくというタスクがあるのですが、自分に関してはいまは過去のストックから出してきています。
理由はいまシリーズものを読み返しているところなのと、それをおすすめするには少々描写などが人を選ぶのでちょっとなあとためらっているからというのがあります。
とはいえ、いままでにそれなりに記憶に残る本は読んでいるのでストックはまだまだ大丈夫なのですが、そこから『かぶらなさそうなもの』『絶版になっていないもの』というところが自分の縛りにしているのでそこをクリアするのに少し時間がかかりますが。
そして、読書部会は毎回はじめに雑談タイムがあるのですが、今回の雑談テーマは『推しについて』でした。
その瞬間浮かんだのはこちら
必殺シリーズ、というシリーズ名だけは知っている人もいまでも少なくないと思っていますがそれがついに50周年だそうで、その記念すべき本が明日発売日なのです。
ここまで聞いて「なるほど、じゃあ中村主水ですね?」と言われると「たしかに好きですが違います」と答えます。
必殺シリーズといえば中村主水となる人は多いでしょうが、中村主水不在の必殺シリーズも存在しています。
そして、自分の場合はいわゆる『必殺仕置人』から『新必殺仕置人』あたりが好きという『初期必殺好き』という少々めんどくさいタイプです。
知ったきっかけが子どもの頃に再放送の必殺仕置人の中でころすよりもえげつない仕置きを行ったという回のインパクトのあまりの強さ(そして強すぎて以降規制が入ったそうです)にDVDを借りて全話見始めた人間だったりしますのでいろいろとめんどくさいタイプです。
そんな人間ですがこういう場合に『推し』と言われるとある意味これは王道になる『念仏の鉄』をおすすめするタイプです。
念仏の鉄は善人ではありません。それが良いのです。
新仕置人では若干殺人狂のような描写もありましたが、それだけ殺しに対する業を理解している人間ということでもあります。
仕置人・新仕置人どちらの最終回でもしかし違う意味合いで「さいごまでおいしいところを持っていきやがって⋯⋯!」と思わせる人物像が何処までも魅力です。
話し始めると終わらなくなるので、明日発売される本が手元に届いてじっくりと読みふけったあとに改めて書こうと思います。
読書部会の話書いてないやないかーーーーい。お粗末さまでした。