高尾山で登山デビュー(登り編)
せっかく作ったnoteアカウント、一度も記事を投稿せずにいるのもなんだか勿体ない。
無理くり投稿しようと思います。
とりあえず、タイトル通り先日高尾山に登ってきたので、パシャパシャ撮った写真を交えてあーだこーだゆーていこうかなと。
AM7:00
起床。
出発の準備。日焼け止めを全身に塗り込む奥さんを見ながら、桜庭VS秋山のぬるぬるローションダイナマイトを思い出す。今日は関節極められなさそう。
AM8:00
いざ出発。
高尾山の登山口の最寄りは、高尾駅ではなく高尾山口駅という罠。一定数のおバカがよく引っかかる。そのせいか、高尾駅では土産屋で木刀と龍のキーホルダーがよく売れるらしい。
乗り換えルートに飲食店が一切無く、仕方なく新宿のキオスクのカサカサカルビおにぎりで朝食を済ませるハメに。嫁はんが虚無の表情を浮かべている。
AM10:30
高尾山口駅着。
駅舎は隈研吾という建築家が設計したらしい。銀座歌舞伎座も設計したってマジ?やるじゃん。俺は前からクマケンはできる奴って知ってたけどね。ただやる気になるまで遅いんだよな。そういうとこちゃんとしろよな、隈。
そんな名建築を前にしても、嫁はんの表情は曇ったまま。キオスクには2度と近寄らないよ。
取り憑いた虚無を祓うために、急いで蕎麦屋に駆け込む。登山ルート予習のために見た、登山YouTuberが勧めていたのだから、美味いに違いない!
高橋屋というそこそこの有名店?
注文したのは
嫁はん
・天ザル+とろろトッピング
天パ
・あったかい鴨ネギ蕎麦
蕎麦、鴨、天ぷら、とろろ、全てが美味し。
特にとろろと蕎麦の相性が凄まじいです。ひじきの煮物とマヨネーズとトーストくらい相性がいいです。
蕎麦湯も美味い美味い。ただ、蕎麦湯とかつけ麺のスープ割とかって、頼むのに謎の勇気要るから、お店の方から声かけて欲しいよね。食後のデザートとかも、いい感じのタイミングで持ってきてくれよな。
AM11:15
登山口に到着。
謎のおそうじこぞうに出迎えられる。
顔死んでるわ。
朝飯キオスクで済ましたんかな。
時給低そう。
高尾山の登山ルートは主に4つある。
①1号路
薬王堂という寺だか神社だかの表参道コース。
店やおみくじや見所たくさん。
道も舗装されていて登りやすく、観光目的ならこのコースが1番。毛虫が非常に多い。
②3号路
半分ほど1号路で登ると、3号路と分岐する。見どころが少なく、自然の中を歩く感じ。人が少なく、毛虫が多い。喧騒を避けて、落ちてくる毛虫を躱しながらエキサイティングに山頂を目指せる。
③4号路
吊り橋がある。胸がドキドキする。毛虫もウジャウジャいる。
④6号路
沢沿いの道を登る。滝や川など、マイナスイオンを大量に放つよう出来ている。また、マイナスイオンと同数程度の毛虫が降ってくる。体力的にはこのコースが1番ハード。
今回は、登りを6号路、降りを1号路からの山腹からはリフト、というルートにした。
いざ、登山開始!
先程、美味なる蕎麦でテンション回復したのも束の間、ふと視線を下ろした瞬間、地を覆う毛虫の数に驚愕する。
一人暮らし男性宅に落ちている謎ちぢれ毛の数ほど落ちている(天パ調べ)。
嫁はんもこの表情。
同棲開始するってなって俺の汚部屋に初めて来た時もこんな顔してたな。
ほんとごめん。
しばらく行くと、露骨な山に入り、一気に自然に囲まれる。何故か毛虫の数も減り、本格的な登山が始まる。
テンション上げていこう!
、、、、。
、、、険しい、、、。
、、、。
、、、、。
、、、、キツい、、、、。
キッツ、、、、。
、、、、、。
エグいて、、、。
キツ、、、、。
、、、、、足痛い、、、。
、、、なんかイライラしてくるな、、、、。
階段うぜえ、、、、。
長え、、、。
、、、足痛い、、、、。
、、、、、。
ふざけんな、、、。
PM1:15
そして山頂へ。
6号路は本当にキツかったです。
これが登山初心者向けと謳われる山なのか。
世間の人らは、さぞ強靭な太ももと隆々としたふくらはぎをお持ちのようで。範馬刃牙の世界観かな。
私と言ったらもう、太ももと脹脛がブルブル震え、普通に攣りまくりました。
在宅ワークで鈍った身体で高尾山に挑む人は、悪いこと言わんから1号路にしておいた方がいいです。
ちなみに、山頂はかなりショボかったです。
こんなこと言うのは悪いですが、クソみたいな五輪オブジェとショボ過ぎる景色。
案の定500mlペット210円もする自販機。山頂だからって足元見てんじゃねーぞ、ほんと。フィリピンの刑務所の闇タバコくらい高騰してるな。
足を痛めて頑張って登頂したっていうのに、登り切ったという達成感以外何も無く、やり甲斐搾取のブラック企業に入社した気分になりました。
やっぱやり甲斐より給料と福利厚生だなぁ。(?)
ま〜
・高橋屋はマジで美味い。とろろ必食。
・靴はちゃんとした方がいい、普通に靴擦れした。
・季節によっては毛虫が大量に落ちてくるからキャップは必須。
・飲み物持参必須。
・登り6号路は鬼門。
そんなとこです。総じて、すごく楽しかったので、是非登ってみてください。
以下、余った写真です。
シャガとかいう花。
高尾山の一推しらしい。
なんで写楽?
まだ余裕があった頃。
山ポーズ。体力の限界の中、絞り出した笑顔。
山頂にもおそうじ小僧が。
コロナ仕様とか要らんて。
以上、高尾山登山レビュー登り編でした。
降り編も書きます。
過去の旅行とか散歩とかのアレも書きます。
しばらくはそんなノリで、出来るだけ続けてみようと思います。暇なので。
追記
5/24(月)
降り編、公開しました。
是非読んでください。
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