低刺激を選んで、人生を切り開く

刺激のある毎日

　毎日、色んな刺激の中で生活している人も多いと思います。しかし、繊細な人は、同じ刺激でも、より強く感じてしまい、より影響も長く残ってしまいます。そのため、みんなと同じように刺激を受けて生活をしていては、過度な刺激のある毎日となり、本来の力を発揮しづらくなってしまいます。

わけもわからないまま進む毎日への恐怖

　多種多様な刺激を受けると、毎日が、わけもわからないような形で進んでいくような感覚に陥る可能性があります。楽しいのか、楽しいと思わされているのか、たくさんこなしているのか、たくさんこなしているように思うくらいに頭が混乱しているだけで実際は無意味なことばかりしているのかの分別がつかなくなってしまいます。

整理の時間を大切に

　そのため、情報や刺激、今の自分の状態を定期的に整理する時間が大切になっていきます。整理をしないでいると、受ける刺激によっては、いつの間にか体調不良になっていたり、自分にとって大事でないことばかりをがんばっているという状況になってしまうかもしれません。

受け取る刺激を選ぶ

　そして、受け取る刺激を絞り、選びましょう。自分が自分らしくいられるくらいに、低刺激な毎日を選んでも良いのです。そして、もしも、高刺激を受け取るときは、前もって、今から高刺激を受け取るんだと自覚的になりましょう。今は、高刺激を受けていると自覚できれば、その分、構えたり、備えたりすることができるからです。また、突然の高刺激についても、後で、振り返ったときに、刺激が強すぎて混乱しているだけだと冷静になりましょう。

低刺激を選び、人生を切り開く

　低刺激というと、あまり変化がなく、人生を切り開けないのではないかと思う場合もあると思いますが、高刺激で、混乱してしまうということは、１つ１つの物事をじっくり考えたい現れともいえます。そうすると、低刺激だとしても、深く思考する癖があるため、そのくらいの刺激でも、十二分に活かすことができるのです。むしろ高刺激ばかりを受け取ってしまうと、思考の整理ができず、わけもわからない毎日を過ごすことになります。それよりも、受け取った低刺激に基づき、感覚を大事にしながら、思考も活用して、前向きに積み重ねていけば、根拠のある、地に足のついた一歩を積み重ねることができます。低刺激を自覚的に選んで、人生を切り開いていきましょう。

　最後までお読みいただきありがとうございます！