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LD当事者の僕が活用しているChatGPTの便利な使い方

僕は、LD(学習障害)の書字障害と読字がグレーゾーンの当事者です。日々の生活で困ることが多々ありますが、ChatGPTを使うことで、その困りごとを解決しています。今回は、僕がどのように活用しているかをまとめてみました。少しでも同じような悩みを持つ方のお役に立てば嬉しいです。


読みの困りごと

長文を読むのが辛い


教科書や書類など、長文を読まなければならない時、文字が頭に入ってこないことがあります。そんな時は、テキストの画像をChatGPTに送信し、「この画像の文章を要約してください」とお願いしています。要約された文章を音声読み上げ機能で聞くことで、負担が軽くなります。複数枚の画像も送信可能なので、書類全体を扱うことができます。

また、文章をそのまま文字起こししてもらいたい場合は「この文章画像の文章を文字起こししてください」と指示すれば、手軽に文字起こしもしてくれます。手続き書類やメニュー表、看板にも応用できるので、非常に便利です。

似たような漢字を読み違えてしまう

僕は「開」と「閉」や「虹」と「蛇」など、部首が似た漢字を読み間違えることがよくあります。そんな時は、文章や画像をChatGPTに送り、文字起こしをした上で音声読み上げを使うと、読み間違いに気づけます。違和感を感じた時点で確認すると、ミスが減りやすいです。

書きの困りごと

自分で書いた字が読めない・文字起こしするのがしんどい

僕はひらがなや一部の簡単な漢字でメモを取ることができますが、後で読み返すと書き間違いが多く、情報整理が難しく感じます。また、パソコンに書き出す作業も負担に感じることがあります。

そんな時は、メモの写真をChatGPTに送り「この画像の文章を要約してください」と指示することで、情報を整理しやすくなります。多少の誤字はありますが、手間を大幅に減らせます。さらに、「カレンダーに登録するための予定として添削してください」といった具体的な指示を出すと、さらに精度の高い出力が得られます。

誤字脱字をしてしまう

PCで文章を書く時も、誤字脱字が多くなってしまうことがあります。そんな時は「あなたはプロのライターです。この文章を添削してください」とお願いすると、ChatGPTが自動で文章を整えてくれます。「プロのライター」と指定すると、添削の精度が上がるようです。また、「ラフに」や「ビジネスメール風に」といった追加指示を出すことで、シーンに応じた文章に調整できます。

メールの返信を考えるのがしんどい

メールの返信が思いつかず、考えるのがしんどい時もあります。これは人から教えていただいた方法なのですが、メール画面をスクリーンショットして、「あなたはプロのライターです。返信を考えてください」と指示することで、自然な返信文を提案してくれます。そのままコピペして送れるので、とても助かっています。

番外編

特性の言語化練習

ChatGPTの音声会話機能を使って、自分の特性を言語化する練習をしました。まるでカウンセリングのように自然な感じで話せるので、ストレスなく取り組めました。




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