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『Rコマンダー』を使って統計解析をしてみよう!第3回:P値の記述・解釈と95%信頼区間について

前回は、実際にRコマンダーを使ってを使って、対応のあるt検定を行ってみました。

ここで、p値と95%信頼区間が結果として出力されました。今回このp値と95%信頼区間の意味や解釈の仕方を解説します。
基本的に、以下の教科書を参考にしております。

P値とは何か

難しい場合は、ここは飛ばして頂いても構いません。

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P値の特徴

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P値の記述・解釈

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95%信頼区間について

前回の資料を基に説明します。このデータを用います。

図1

”対応のあるt検定”を行うと、このように出力されます。

図2

このデータは対象者は10名であり、10名の対象者に背屈位・掌屈位で握力を測定した際の平均の差が、3.75であります。

では、95%信頼区間とはどのような意味でしょうか

✓対象者を∞まで増やすと、95%の確率で平均の差が○○~○○の間にあるだろう、ということを示す
✓この例だと、-1.947339~9.447339となる
✓95%信頼区間をみると、実際の差の推定値がわかるので、pだけみるよりも有益な情報を得ることがある

まとめ・次回の予定

✓P値は差の確信度を表す。p値が小さければ差が大きいと判断するのは誤解。
✓95%信頼区間は対象者を∞まで増やした時の、95%の確率での差の範囲。pだけみるよりも有益な情報を得ることがある。

次回は2標本t検定を実際にRコマンダーを使って説明します。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。今日も一歩ずつ、進んでいきましょう。

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