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Chiara
2023年4月2日 13:50
予期せぬトラブルに見舞われたとき、ひとはどう行動するのだろう。呆然とする、嘆く、敢然と立ち向かう…?SNSなどを見ていると、大きな病気になって経験したことを何かに役立ててもらおうと一生懸命に発信する人が一定数いる。私も一時期はそうしたことを考えたことがあった。ただ、その頃に知人から主治医の言葉として伝えられたのは「それを始めるなら5年経ってからにしなさい」ということだった。5年?そんな先
2022年3月16日 21:03
今日から8年生。乳がんと告知されたあの日から、満7年が経った。8年生になったら友達100人出来たわけではないが、色んなひとに支えられてここまで来た。過ぎてしまえば、あっという間とも言えるけれど、もちろん紆余曲折はある。初発の治療は辛かったし、治療終了後2年での再発もショックだった。服用する薬により悩まされている副作用もある。それでも、それは些細なこと。今は元気に過ごせていることに感謝してい
2021年3月16日 20:50
6年前の3月16日、乳がんの告知を受けた。前月の乳がん検診の際、触診をした医師に渋い顔をされ、2週間後に結果が来るところを3日後に届いた封書を見て、開ける前から内容の見当がついた。案の定、要再検査だった。さて、どこで検査してもらおう?と思案し、母の知人の紹介でクリニックを予約するも、日取りは最短で3週間後。そんなに先でいいの?至急なのに…と思ったが取れないものは仕方がない。検診を受けた病院か
2020年6月6日 21:44
先日、Twitterで「センチネルリンパ節っていくつあるの?」とフォロワーさんがつぶやいていた。術前にアイソトープや蛍光法などを患部近くに注射し、その色素がたどり着いたリンパ節を術中に調べるのがセンチネルリンパ節生検。そこで転移の有無を術中迅速検査で調べて、転移があればリンパ郭清をする。センチネルとは直訳すると歩哨、見張りの意味。センチネルリンパ節とは、乳房内から乳がん細胞が最初にたどりつく
2020年6月3日 23:00
つらつらと思い出したことなど。私は昨年、2019年2月に乳がんの局所再発のため、乳房全摘手術と同時再建手術をした。乳腺外科+形成外科で8~10時間に及ぶと予め伝えられた長時間の手術は、8時間半ほどで比較的短く終わった。術後、麻酔から覚醒したら確認のために名前を呼びかけられると聞いていたが、実はまったく覚えていない。(ただ、そこで確認できないと手術室から出られないと聞いていたので、なんらかのリア