宝塚歌劇 雪組「ベルサイユのばら」
久しぶりに友の会チケットが当たり、いってまいりました。
最近ほんまに当たらないんです。
全外れがデフォルトになりすぎて、当たったらめっちゃ嬉しい。
しかも!!今回当たったのはS席4列11番!!
娘の運動会が終わってダッシュでタクシーに乗り込み、無事劇場に到着しました(必死)
久々のベルばら、そして雪組トップスター彩風咲奈の退団公演。
感想の前に私のヅカファンとしての変遷をご説明させていただきますと、
最初にハマったのは小学校時代に見た星組の初代「王家に捧ぐ歌」。
宙組の初代「ファントム」でたかはなコンビ(和央ようか&花總まり)にハマり、
月組のゆうひさん(大空祐飛)のファンクラブに入り、
ゆうひさん退団後はちえちゃん(柚希礼音)一筋、
そこからもうちえちゃんの退団まで右肩上がりの熱量でちえ推しとしてやらしてもろてました。
ちえちゃん退団後は若干熱量を落としつつ、ゆずるん(紅ゆずる)とゆりかさん(真風涼帆)推しで公演もチェックしてました。基本、ずっと星組推しです。
頼まれてもないのにめっちゃ語った。
そして最近は、時間がなくそこまで宝塚を追いかけてないわけですが、久々に観劇(星組「RRR」)してから、ありちゃん(暁千星)にちゃんと心奪われてます。
というわけで、今回の雪組のベルばらは彩風さんしかちゃんと知らんというファンとしてあるまじき状態で臨みました。
感想まとめ。偉そうすぎる感想。
ベルばらは正直もう飽きてることに気付いた。堅苦しいしセリフ量が多すぎて、ミュージカル感が薄い。そろそろ時代に合わんくなってきてるかも。でも最近宝塚のファンになった人には新鮮に映るのか?
超有名なシーン、有名なセリフ、有名な歌で、「これこれ!」感はあれど、あんまりジェンヌ個人の特徴を出すあそびの余地がない。彩風さんの良さがフェルゼンで出てるかというと、全然出てない気がしました。退団公演にはもっとトップスターの個性が出る演目がいいですね。フェルゼンって別に面白みもなんもない役ですからね(失礼)
トップ娘役の夢白あやは顔ちっっっさいし歌も安定してるし可愛いしスタイルいいし非の打ちどころがない。けど、けど・・・顔が整いすぎてる&歌も上手いけど特徴がないので、魅力的な個性を見つけにくい感じ。ファンになりたいけどなれない。あなたは悪くないの!私の問題なの・・・状態(黙れ)
二番手の朝美絢はもう言うまでもなく美しいオスカルなのですが、三番手以下に将来有望な若手がめっちゃおった。まず華世京さん!背高い&顔ちっさくて目を引きました。フィナーレでにこにこ~してて好感度爆上げ。
ほんで音彩唯さん!今までのフェルゼン編では出てこなかった(多分)ジャンヌをあてがわれてるので劇団から推されてるのね。音彩さんもほんまに顔ちっさくて、もはやパリコレモデル。歌もめっちゃ上手いし、何より声がいい!個性的。他のただ高いだけの娘役の声とは違って、鼻にかかったような、記憶に残る声。トップなりそうですね。
ヅカ友から、劇団推しの縣千が「歌下手くそすぎるから覚悟してな」と言われてたので心して見たら、下手やけど下手なりに、お腹から声出してて逆に好印象。今宵一夜の場面の演技もけっこういい!
「ゆけフェルゼン」のシーンで縄打つところ、もうちょい激しめに打ってほしいの私だけ?打ち方ゆるっ!って思ってもうて集中できんかった。
二幕始まりの革命グループのシーン、いる!?!?ロックテイストすぎてベルばらに合ってへんがな。衣装も時代に合ってないし、新しくするのはいいけどやり方間違えんといて欲しい(ほんまに誰)
フィナーレ部分は言いたいことが山のようにあります。本編終了後の銀橋ソロがなかったけど、一本ものでは必須ちゃう?けっこう残念。
彩風さんのみの退団なので理解はできるけど、やっぱデュエットダンスないのは寂しい。
最後の大階段降り、ラスト彩風さんが一人で降りてくるのなんで!?劇団の意図がわからん。組子が全員そろって迎えられたほうが絶対感動的やし画的にもいいと思うけどなあ・・・
言い出したら止まらん。
もうこのあたりでベルばらはおしまいにして、再演一本ものはエリザベート、スカピン、ネバセイ、ファントム、王家あたりに絞っていきません?(絶対に届かない声)