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性 ホルモンの真実


こんにちは、雅です。
今日は、ホルモンの真実をお伝えします。


「ホルモン」と聞いて

何を思い浮かべますか?

ここで取り上げたいのは、焼き肉のホルモンではないですよ。
女性ホルモンとか、男性ホルモンとか言われている、あれです。

男性ホルモン、女性ホルモンという呼び方に影響されてか、

女性ホルモンは女性だけにしかない
男性ホルモンは男性だけにしかない

とか、勘違いが発生するケースが多々あります。

実際には、男性にも女性ホルモンは必要ですし、
女性にも男性ホルモンは必要です。

また、女性なら女性ホルモンが多ければ多いほど良い、と考えるのも間違いです。

大事なのは、バランスです。

男性ホルモンが足りなくなると、
男性だけではなくて
女性も、やる気が出なくなります。

あなたは女性で、何に対してもやる気が出ないのであれば、失恋中を除いて、ホルモンのバランスも疑うべきなのです。

もちろん、男性も同じです。

あなたが、女性に積極的になれないのは
ホルモンバランスのせいかも知れないのです。


なんと!祖父の半分

そこで注目したい事があります。

ヘブライ大学(イスラエル)とマウント・サイナイ医科大学(アメリカ)の研究者らが2017年に発表した調査結果です。

雅は、かなりの衝撃を受けました。

米欧およびオーストラリアとニュージーランドに暮らす男たちの精子数は
この40年で半分以下に減った

と言うのです。つまり、

現代の男性は、祖父の世代の半分しか精子を作っていない

ということに。

私たちの生殖能力は半減しているのです。

精子数は1973年時点で精液1ミリリットルあたり9900万個だったが、
2011年には4700万個に減っていました。

しかも減少ペースは上がっていて、
最悪の場合、あと40年でゼロになるという予測もあるのです。

その研究を行ったひとりである、シャナ・H・スワン女史は

『人類は間違いなく絶滅に向かっている』

と警告しています。

遠からず男と女のナチュラルなセ ックスで
子を産むことは不可能になるというのです。

いずれは不妊治療の手も尽きて、
絶望した最後のホモ・サピエンスは最後の日を迎える
というシナリオが否定できない

と女史は予測するのです。

結構な、衝撃を受けました。

精液1ミリリットルあたりの精子数は、
1973年当時に比べて
半分以下に減っただけでなく、
精子の総量も6割近く減っています。

つまり、精液の量が減り、かつ
そこに含まれる精子の数も減っているのです。

ある意味で、私たちは、
おじいちゃんの半分でも頑張っているんだ!
とも、言えますが。。。

一般に、精液の濃度が薄い男性は死亡率が高く
糖尿病や癌、心臓病などになりやすい
とされています。

同時に、テストステロン、つまり「男性ホルモン」の分泌が減っている
何と、まだ母親の胎内にいるうちから足りていないことが判明しました。

性差の身体的な指標の1つに肛門・性器間距離(AGD)というのがあります。

男性のAGDは女性の2倍というのが平均的な値ですが、男性ホルモンが少ないとAGDは短くなる傾向にあります。

AGDが平均より短い男性は一般に生殖能力が劣り
精巣の形成不全や精巣癌になりやすい、とも言われます。

「草食系」とか「草」とか言われる男性像がありますが、そもそも、男性ホルモンが少ないことが原因なのです。

男性は自分のAGDを知るために、まじまじと鏡を使って、肛門・性器間距離を確かめたほうが良さそう。。。


さらに、憂鬱になる研究成果が出ました。


デンマークの小児内分泌学の権威であるニールス・E・スカケベックによれば、産業革命後に石油由来の製品が爆発的に増えたことで
プラスチックの微粒子が氾濫し、それを体内に取り込んだ私たちのホルモン
(女性ホルモンと男性ホルモン)のバランス
に深刻な影響を与えている、というのです。

プラスチック製品の可塑性や強度を高めるために使われる物質の多くは「環境ホルモン」と呼ばれる、人のホルモンバランスに悪影響を及ぼす合成化学物質です。

ペットボトル、食品の容器、サプリメントや錠剤のコーティング、柔軟剤や乳化剤、洗剤、便利な包装材、食品加工の装置にも使われており、微量ながらも環境ホルモンは確実に私たちの口から入り、体内に蓄積されているのです。

環境ホルモンにより、否応なしに、女性も、
男性も
ホルモンバランスは狂わされています。

だから、草食系とか草とかは、個人の資質の問題ではなくて、もう世代全体の問題なのです。

男性の女性化傾向は公害問題に近い、とも言えます。

あなたのせいではないのです。


逃れる方法

があります。ひとつの解決策として紹介したいのは、環境ホルモンによって狂わされたホルモン分泌のバランスを意図的に調整する方法です。

その鍵として注目すべきは、ペプチドホルモン先駆体プレ・プロホルモン)。

プレ・プロホルモンは、脳の機能、特に記憶力にも関連しており、やる気や免疫力を高めると言われています。

そこでプレ・プロホルモンの一種である、天然のプロゲステロンを取得するのです。

これにより、環境ホルモンの影響を抑えて、ホルモンバランスを回復が期待できます。

実は、すでに女性ホルモンの調整用に製品化されています。

一見では、女性向けの製品ですが、環境ホルモンの影響を受けている、男性にこそ使って欲しいのだ。

対症療法でED治療薬に走る前に、根本原因であるホルモンバランスを是正することで、男性ホルモンの機能を祖父母の世代に戻すのです。


ウイルス禍で私たちは、これから様々な困難に立ち向かわなくてはなりません。
あなたの男性機能だけの話ではなくて、
生き残りをかけたサバイバルを乗り越えるためにも、その準備として、ホルモンバランスにも注目して欲しい。


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