顔の肌のケアだけに拘っていませんか? 肌の調子が悪い時って、大抵調子が悪いのは肌だけじゃないですよね? 寝不足、乱れた食生活、風邪、疲労、ストレス、運動不足、肩がこっている、腰が痛い、足がむくんでいる、純粋に体調不良etc.etc… スキンケア=化粧品でケア!のイメージがありますけど、肌細胞の栄養の源は血液と酸素です。化粧品で外からケアをするのも大事ですが、まずは自分の血液や体調に気を配る方が肌だけでなくトータル的な健康に繋がるのでお得です。 ストレスが肌に及ぼす影響と
"美白ケア"や"シミケア"という言葉についてのイメージ※化粧品、医薬部外品の話です 消費者視点だと、美白やシミ用/シミのケアという言葉のイメージは「出来てしまったシミを消す」だと思います。シミを何とかしたい!ってところから美白化粧品を使いたいと思うのは当然ですよね。 一方で医薬部外品(違いがわからんという人は医薬品と化粧品の中間だと捉えてもらえればまぁ間違いではない)が謳える効能、効果としては「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」といったあくまで予防の範疇でしか標
唇という部分の特徴 唇と漢字表記にするかクチビルとカタカナ表記にするか迷うところだが、記事タイトルや見出しの太&デカ文字でクチビルってあると何かキモいな…と感じたので漢字表記にした。 顔のパーツの1つではあるけど他の皮膚とはまた違った特徴があるのでそれを知らない事には正しい&効果的なスキンケアは出来ないので先ずは唇という部分の特徴を知りましょう。 唇は乾燥しやすい 他の皮膚と違って唇は… ・角質層が薄い ・汗腺・皮脂腺が無い ・メラノサイト細胞が少ない ・ターンオー
謎思い付き(本日雪で仕事する気が無い故) そこまで頻繁ではないのですが化粧品のインストラクター的な仕事(皮膚理論や商品知識、商品の販売のための研修等)もしているので、折角だから美容業界の人間ではなくゲーム脳の人向けにスキンケアを説明してみようと思う。 化粧品はライン使いした方がいいの? クレンジング…洗顔料…化粧水…美容液…クリームetc.etc… ラインナップ一式を同じメーカー/ブランドで揃え方がいいのか?という件について。 これをゲーム脳に説明するなら装備品で見た
目の下のシワが目立ってきた人からリクエストを受けて。 目元のケア、カタカナで書けばアイケアの話。 皮膚が薄い箇所 そもそもとして目元は皮膚の薄い箇所である。 皮膚が薄いということは水分を蓄える角質層が薄いし、コラーゲンやエラスチンやヒアルロン酸などを蓄える真皮層も薄いということなので乾燥もしやすいしシワやたるみもできやすくなります。 首が年齢出やすいというのも皮膚が薄いのが要因の一つですね。紫外線に晒されやすいことも顔だけでなくしっかり首回りも日焼け止めしましょうね。
以前に「保湿の定義」的な記事を書いたのでそこにも関連する内容。 真っ当に考えれば化粧水で肌に水分を与えて、クリーム的なもので蓋をすることで間違いではないのですがそれでも乾燥する人へ。 肌自体の水分保持力 どんなに化粧水やクリームで保湿をしようと結局は外部からの干渉に過ぎないので、自身の「肌自体が持つ水分保持力」を高めるアプローチをしましょう。バケツに水を溜めたくてもバケツに穴が開いていたら効率が悪いですから。(使い古された例え話) 具体的に言えば有名所だとヒアルロン酸
リクエストいただいたお題。 基本的な季節の肌への傾向と対策を。 春 寒い時期→暖かな時期に切り替わるので皮脂量の変化がある。(猫の毛の生え変わりみたいなもの) 花粉や紫外線の量が増えるので肌が敏感になりがち。他にもあなどれないのが新生活への変化によるストレス。 春の対策 いわゆるゆらぎ肌、敏感肌、荒れ肌対策が実は冬以上に大事になる。 冬ど真ん中は乾燥するので否が応にも保湿をするから自然と対策できているけど、少し暖かくなってきたところで乾燥+上記の様々な要因が肌に負担
「食事、睡眠、生活習慣」 これに尽きる。 肌の細胞に栄養を与えるのは肌の外から与える化粧品以上に身体の中からの影響力の方が大きいわけで。 コスパや効率を考えて化粧品を使うなら「食事、睡眠、生活習慣」を見直そうという動きに自然となる。 顔の肌をキレイにする為には顔だけスキンケアすればいいというものではない。 足がむくめば顔にも影響する。肩がこれば顔にも影響する。 食生活が乱れれば顔にも影響する。 肌細胞を生み出すのは血液と酸素が大きな役割を持っているので、足のむくみや肩こ
そもそもの肌が黒色になる・シミができる流れというのは… 1.紫外線や刺激を受けて「反応」する。 ※何も紫外線だけでなく摩擦刺激等でも反応します。 2.メラニンを作れという「指令」が出る。 3.メラニンを実際に「製造」する。 4.製造されたメラニンが表皮細胞に「移動」する。 5.諸々の反応が落ち着いて色が抜ける。 …というものになります。 美白ケアの化粧品と一口に言ってしまっていても、上記のどこの流れにアプローチするのかはそれぞれ異なるので意識してみると面白いです
(でも保湿に関してはスキンケアの基本なので保湿は思考停止でしろ。 …といきなり乱暴に切り出す。) 最近、筋トレをするようになり負荷をかけている部位を意識するようにトレーニングしなさいと偉い人が言っていたので意識しながら筋トレしてる中でスキンケアもそうだなとふと思った。 プラシーボと侮ることなかれ。 そもそも疑って使う化粧品は効果半減だ。 様々な肌悩みもちゃんと原因と対策を言語化してあげるとケアが漠然じゃなくなるのでおすすめ。 黒ずみが悩みだ →黒ずみのケアにいい化粧品
令和2年のコロナウイルス発生~流行の中でマスクニキビという言葉が生まれました。 マスクが原因となって肌荒れやニキビができるといった肌トラブルが多くの人に起こった故の言葉でしょう。 マスクニキビという言葉が一人歩きしてしまってマスクでかぶれて肌が荒れる&ニキビができる!!! …というイメージだけで、どうしてマスクが原因でニキビができるのかということにはあまり深く触れられていないので今回はそんな話を。 マスク起因ではないニキビの発生原因やニキビのメカニズムは書き始めると長くな
スキンケアの基本は保湿。 …なんて言いますし事実だと思います。 でも保湿の定義が人それぞれ違うから、そこの擦り合わせをしないと齟齬が生じるよなぁって最近アトピー性皮膚炎の患者さんの脱ステ、脱保湿の話を聞いたことがきっかけに考えました。 ●化粧水だけ使う ●化粧水は使わないけど、クリームは使う ●化粧水もクリームも使う ●乳液だけ使う etc.etc... 上記のどれも各人は保湿してるって言うと思うんですよね。 でも保湿のやり方がこんなバラバラの状態で保湿が大事って言って
エステティシャン、美容部員、化粧品のセレクトショップの営業、化粧品会社の営業・開発を経て現在は化粧品会社でwebデザインや広告、たまにインストラクター的な仕事をしています。(基礎化粧品畑なのでメイク系はあまり得意分野ではありません。) 美容畑にずっといると、そんなこと常識だろうと思っている化粧品の使い方やスキンケアの方法が普段化粧品を使っている女性にさえも認知されていなかったりすることに驚きを覚えることがちょこちょことあります。 よく考えれば学校で学ぶことでも無いし、親か