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ロルバーンに何を書くか (楽しく生きるための手帳術)
先日、今使ってる手帳について書いたところ(こちらの記事)、たくさんの方に読んでいただけました!ありがとうございます!
ロルバーンに何を書いているかというのは案外需要があったりするのかな?と思ったので、もう少し深掘りしてみたいと思います。
ジャーナリング
自分の考えていることを吐き出しまくってます。
これができているときはメンタルの調子がすこぶるいいです。
わたしはADHD気質なので、脳内は絶えず目まぐるしく考えまくっています。感情がどんどん湧き上がることもあれば、アイデアがその間に混じることもあり、終わりのない連想ゲームをし続けているような状態です。
その「考えていること」は玉石混交……いや、玉というのは烏滸がましいから「ちょっといい石石混交」でして、そのまま流してしまって大丈夫な感情もあれば心のどこかに引っ掻き傷を作るものもあるし、「ハヤシライス食べたいな」というささやかな(しかし比較的叶いやすい)願望もあれば「やっぱり死ぬまでにサグラダ・ファミリア見てみたいよね」みたいな夢に近い願望もあり、それが順不同で頭をよぎります。
書き出してみないと、どれがちょっといい石で、どれがどうでもいい石かはわからなかったりします。書いているうちに想定外のことが「あ、これ結構大事だな」となることもあります。なので、とりあえず全部書き出すことが大事だと感じています。
また、紙に書くという作業がわたしのADHD気質に合っているような気がします。書いている間は考えるスピードが若干落ち着くように感じるからです。書くという動作が負荷となって、脳の処理速度を落としてくれるのかなと思います。
ブレインストーミングをするときは紙に書き出さないとアイデアがどこかに行ってしまうし、明後日の方向に行ってしまうこともあるので、軌道修正しつつせっかく思いついたアイデアを残すためにも書き出すようにしています。
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一番下に魚を二種類焼いて食べるとありますが、未来さん(あすけんの女)に怒られたのでやめました
ハヤシライスの件は実際に先週思ったことで、ロルバーンに書き留めました。ガクテンソク奥田さんの書店イベントが終わるまでは(カロリー的に)やめておこうと思い、作りたい料理リストの中に挙げておいたのです。
満を持して、今日作って食べました。初めてマッシュルームも入れておいしかったです。食べたいと思ったものを食べられる喜びたるや。あのとき書き留めなければこの喜びを味わうことはなかった気がします。というのも、本当にいつも嵐のように考えが頭の中を渦巻いているので、書き留めないと他の考えや思いに上書きされて忘れ去ってしまうからです。
思い立ったときにリストや表を作る
上に書いたように、わたしは急に何かを思いつくことが多いので、思い立ったときに表を作ったりリストを作ったりというのを自由にやっています。
思いついた瞬間に、すぐできるのが嬉しいんですよね。
わたしがロルバーンの好きなところの一つは、ちょうどいい方眼です。
よくよく見ると方眼を形成する線が点線になっていて、存在感がちょうどいい。濃すぎず、薄すぎず。ドット方眼も大好きなのですが(マトカのバーチカルの下の部分はドット方眼です!)、ロルバーンの方眼は文字をダラダラ書くときも邪魔をしないし、罫線をフリーハンドで書いてもそれっぽくなります。文字を書くときにも、急に表のようなものを書きたくなったときにも心強いのです。(信じられないことに、ドット方眼だと数え間違えて罫線を引くときに間違えることがあるんですよね、これが……ロルバーンはその心配がないのでありがたい!)
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急に領域のことを真面目に考えたくなった
あと、縦が35行なんですよね。一ヶ月の何かを決めるのに本当にちょうどいい。
先日は急に一ヶ月の料理の予定をざっくり把握したいなと思いました。で、試しに3月の献立表を作成しました。あくまで雰囲気を掴むために下書きのつもりで書き出したのですが、案外いい感じにできてしまったので、3月に入ったらこのページを移動させるかもしれません。
献立表というとかなり大袈裟ですね。自分の予定と「料理ができる日」を把握したかったのです。
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このまま使うことになるならもっと字を綺麗に書けばよかった〜〜〜
ぼちぼち料理を再開していくうちに作りたい料理をリストアップしたのですが、三月は結構忙しくて、計画的に予定を立てないと食べたいものが食べられない!と思ったのです。(お分かりの通り、食い意地がかなり張っております)
いつがブレックスの試合で、いつがお弁当を持っていく日で、いつがライブでいつカフェに行きたくて……など、予定を把握することで料理もより自分の希望するタイミングでできるはず。
見返しやすいようにシールで簡易インデックスをつけてます。思い立って表を作るのも悪くはないのですが、今度からは月が始まる前に休み一覧(※ブレックスの試合を見に行かない日)、献立予定表、今月のやりたいことなんかをまとめておきたいです。月末が近づいたら作ろう。
マトカ ウィークリーバーチカルとの差別化について
前回の手帳noteでも書きましたが、マトカはわりとオフィシャルな気持ちで書いています。
オフィシャルに残しておきたい体重の増減、睡眠時間、予定、嬉しかったこと、感謝日記。オフィシャルなものなので、記録に残したいことを書くつもりだし、見返す前提です。ライフログに近い気がします。
一方で、ロルバーンは叩き台のイメージで使ってます。
楽しいことのアイデア。楽しく生きるための感情の整理。ロルバーンに書き出して考えたこと、決めたことをもとにマトカの日記が埋まっていくイメージです。ロルバーンに書いた献立予定表で料理をいつするかを決めて、作ったことをマトカに残すみたいな。
ロルバーンはあくまで叩き台なので、プロジェクトが終わったら見返すことも基本的にはないかなー。(だからマトカの方が字がきれいでロルバーンは汚いです、という言い訳)
ロルバーンは一緒に生きる相棒だなって思います。わたしのもう一つの脳味噌というか、脳の拡張機能というか。楽しいときも辛いときも支えてくれる心強い相棒です。
ちなみにマトカはこんな感じで使ってます。
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上下を分けるのにこの週みたいにデコラッシュを引いたりマステを貼ったりしていて、手帳デコの才能がなくてもちょっと楽しい気分になれるのもうれしいです。
わたしはノートや手帳に文字を書くことが好きで、そのおかげでできていることがたくさんあります。今回の記事で文字を書くことの良さが少しでも伝えられていたらこの上なくうれしいです。
それにしても、今の二冊の手帳+A5システム手帳(料理日記もつけてます!いい感じ!)がしっくりきていてうれしい限りです。このまま一年間使い切りたいなー!