【片足立ちできる?】片足立ち10秒出来ないとこの先の死亡リスクが倍になるぞ

片足立ちという、ひとつの健康のバロメータになるポーズがある。これを長い時間維持できると、まだ身体が若いともいえる。

若くても運動をしていないと出来ない人もいるようで、近年若い女性でも片足立ちを維持できないという人が増えているとか。平均寿命が延びようとしているのに、足腰が弱いままでは健康に生きることが難しくなる。

足腰が言うことを聞かなくなって、まともに旅行にも行けなくなったり、最悪車椅子や寝たきりで長い余生を送りかもしれないわけで。

あと、小学生の運動能力も衰退しているという報告もあって、握力が低下しているので、最近の鉛筆の標準がHBよりも柔らかくて濃いめの2Bに替わっているとのこと。

スポーツの世界では明らかに昔よりも能力が向上している人がいるけれども、全児童達の運動能力がボトムアップがなされなければ、今後の体育教育は見直されるべきなのでは。


イギリス、ブリストル大学の研究グループは片足で10秒立てない人は、今後10年以内に死亡するリスクが2倍あると発表した。

両腕を水平に保ち、視線をまっすぐに前を向けたまま、揚げた前足は後ろに引くようにする。このテストは最大3回まで行える。自分はまだ出来る。

この分析には2009年2月から20年12月まで、51-75歳の1702人が対象となっており、3分の2が男性だった。

このテストにより、全体の20.5%およそ5人に1人がテストに合格できなかった。年と共にこれが出来ない割合が上昇し、51-55歳は5%ほど、56-60歳は8%、61-65歳は18%弱、66-70歳は37%ほどだった。

そして、7年間のモニタリング期間中に123人が死亡。

一般にテストに失敗した人は健康状態が悪く、高い割合で肥満であり、心臓病、高血圧、高脂血症を持っていた。2型糖尿病はその中でも38%だった。

なお、参加者は白人かブラジル人だったので、もっと広い人種のデータが求められているとのこと。

まあ、足腰が弱って転んでしまったら、大けがしていくところがだいたい決まってしまうから。骨が折れたら、病院に運ばれて入院生活のうちに筋力が衰えて、老後施設に一直線。

近しい人たちには、ことある毎に言うけれども、足腰はしっかり鍛えておけと言うこと。

あとは、食事にも相関関係はあるだろう。不健康な食事を繰り返していたら、取り返せなくなる程に調子が悪くなるし。
リモートワークが広まりだして、おうちでフィットネスというのも流行っているので、身体はなるべく動かしておきたいモノ。

ウォーキングが一番手っ取り早いけれど、やらない人はいつまでもやらないモノで。


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