3秒ルールは有効なのか

食べ物をうっかり床に落としても、3秒以内ならOK。この3秒ってなんの根拠があるんだろうと思っていたけれども、調べようとはおもわなんだ。

そもそも、なぜ3秒なんだろう。

3秒と言ったら、プロレスの3カウントフォール。レフェリーが3回マットを叩くと勝負が決まる。

このマットを叩く拍子は果たしてきっかり3秒数えているのか、あやふやなもので、レフェリーの体内時計で数えているのは間違いない。

それを言ってしまったら、両者リングアウトで20秒以内にリングに戻るときのカウントの遅さもそう。



米ラトガーズ大学の食品科学者ドナルドシャフナー氏ら発表した論文に寄れば、食べ物が細菌がいる地面に置かれている時間が長ければ長いほど、多くの細菌が付着していることは間違いなかった。

けれども、地面に落ちてすぐの段階でも大量の細菌が食べ物に付着していたという。3秒でも関係なかった。

問題なのは水分であって、水分のある食品はパンやグミみたいな乾いた食品よりも細菌が付着する。

あと、タイルやステンレスよりも絨毯は細菌の広がりが少なかった。恐らく絨毯が細菌ごと液体を吸ってしまったという。

まあ、乾いた地面で河合な食品なら、細菌の付着も少ないよってことね。

クッキーならともかく、クリームたっぷりのケーキを落として拾って食べるには抵抗あるわけで、実際拾っても得体の知れないものがたくさん付着してるって感覚的に想像しちゃう。

チョコレートとクリームをくっつけるとお互いにお互いの部分がくっついているよね。あれ不思議だなって思っていて、粘度が高い方が低い方に残るんじゃ無いのって、漠然とした疑問がある。

おそらくはお互いがマーブル状に混じって、離れられなくなったってことなんだろうけれど。

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