【オスをメス化】チョウザメを全メス化に成功したぞ

実はキャビアを食べたことがなくて、どんな味するんだろうかって。アレがチョウザメの卵で、クラッカーに載せて食べているのをどっかで見たことがある。

で、調べてみたら、一缶5000円くらいから売っているのね。高いねぇ。昔、怪盗ルビィという邦画で真田広之が5000円で買ったキャビアをご飯の上に山盛りにして食べてたシーンがあって、なんかうまそうに見えていた。

でも、魚卵ですよね。塩分とかコレステロールが怖いな。痛風にもなりそう。

現在、キャビアは90%が養殖で、それというのもチョウザメの漁獲高がすくなったせいで、各国で養殖が進んでいる。寿命が長くて、何度も繁殖が出来るけれども、キャビアを取ってしまうと個体が死んでしまう。

養殖業は主に北米太平洋に生息するシロチョウザメ、シベリアを流れるレ那賀産のシベリアチョウザメが多く養殖されている。
日本でもチョウザメの養殖が試みられており、近畿大学の近大キャビア、キャビック(香川県高松市)の瀬戸内キャビア、森のめぐみ(宮崎県椎葉村)の平家キャビアなどブランド化されたキャビアが販売されている。

食べ比べするほどの余裕がないけれども、叶うならやってみたい。通風が怖いけれど。あと、キャビア丼。


近畿大学水産研究所新宮実験場の研究グループは大豆イソフラボンを用いたチョウザメの全メス化に初めて成功した。

チョウザメ養殖にとって、オスは繁殖しかないから、かわいそうであるが生産効率を上げることが出来る。

ふ化後2カ月のコチョウザメの稚魚を大豆イソフラボンの一種であるゲニステイン含んだ配合飼料を180日間与えて飼育した。

その結果、ゲニステインを与え続けたコチョウザメは全て卵巣を持つようになったという。比較として、ゲニステインを与えなかった個体は卵巣を持たなかった。

オスをメス化させるというある方面では需要がありそうな話。なお、あのシュワルツェネッガーが妊娠して子どもを産むって映画があるんですけれど、知らないひとはみんな意外そうに思うみたい。まあ、男が出産するってだけでもかなり変化球ですよね。



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